コンピュータ

【AIリスキリング】Whisper超え?(ほんと?)IBM Granite Speech 3.3をGoogle Colabで実際に試してみた

ちょっと、タイトル言いすぎかもしれないので、すみません IBMが2025年にリリースした革新的な音声AIモデルGranite Speech 3.3(以下、Granite Speech)をご存知でしょうか? このオープンソースモデルは、Hugging Face Open ASR Leaderboardで業界トップク…

【AIリスキリング】50分で完成!LM Studio×LangChainで作る無料RAG対応チャットボット

先日はRAGとMCPの概念を学びました。今回は実際に手を動かして、LM StudioとLangChainを使ったRAGチャットボットを作成してみたいと思います。概念がわかっていても実際にプログラミングを行わないとわからないことが多いので今回は環境づくりやコーディング…

【AIリスキリング】未経験でも大丈夫!Chainlitでチャットボット開発を始める方法【WSL対応】

最近のAI開発において、チャットインターフェースは欠かせない要素になりました。しかし、いざ自分で作ろうとすると「どこから始めればいいのか」と悩むことが多いのではないでしょうか。もし今やるなら、StreamlitやGradioを使うかなと思いますが、Webを見…

【AIリスキリング】RAGとMCPを理解する!生成AI活用の基礎知識

生成AI(LLM)を使っていると、「どうやって自分のデータや最新情報を使わせるか」という疑問にぶつかります。最近のChatGPT、Gemini、ClaudeといったメジャーどころのLLMではWeb検索機能がデフォルトでONになっていたりして、現在の天気や株価なども取得で…

なぜ4GBで20Bモデルが動く?知らないと損するその仕組みを初心者向けに解説してみた

先日、「きしだのHatenaブログ」さんの「GPUメモリ4GBしかなくても、GPT-oss 20B(MoEモデル)をある程度の速度で動かせる」という内容の記事を読んでいました。初心者の私はGPUメモリが4GBでなんでGPT-oss 20Bが動くの?とさっぱりわからなかったし、Attent…

【AIリスキリング】ローカルLLMツール選び方|初心者も理解できる選択のポイント

ChatGPTやClaudeを使っていると、ふと気になることがあります。「このデータ、本当に外部に送信して大丈夫だろうか」「もう少し思い通りに動かせないだろうか」そんな疑問から、ローカルLLMに興味を持つ方が増えています。 私自身、50代になってからAI開発の…

GitHub Codespacesで作るAI開発環境|Langflow + Ollama完全セットアップ

SNSで知り合いの方がLangflowを使っていました。最近、注目されているLangflowは、ローコード/ノーコードでAIアプリケーションを構築できるツールです。Difyやn8nと同様にフロー型開発環境として人気が高まっています。 【Langflowの実行画面】 今回は、GitH…

学び直しの現在地から見たSORACOM Flux、そこから見えた未来

今更感のある内容ですが、先月開催されたSORACOM Discovery 2025に行ってきました。社会人だと休みで行けばいいのですが、現在は休職中なのでそんな金銭的な余裕もないため、高速バスを乗り継いで参加してきました。 「SORACOM Discovery 2025」 東京ミッド…

【大人の学び直し】機密データもOK!gpt-oss-20bをローカルで!LM Studio+WSL+Python環境構築術

最近、OpenAIからgpt-ossというオープンウェイトモデルがリリースされ、ローカル環境でもかなり品質の良いLLMが使えるようになりました。実際に触ってみると、日本語の応答品質が想像以上で、これは実用的に使えると感じました ✨ また、少し前にインストール…

対話的プロセス自動化ツール|pexpectとexpectで始めるコマンド自動化入門

こんな経験ない? 毎日同じサーバーにSSHでログインして、同じコマンドを打つのが面倒 ‐ CLIで標準入力かつ手動入力で操作するプログラム。入力ミスすると致命的なのでなんとかしたい。 バックアップスクリプトを夜中に自動実行したいが、途中でパスワードが…

自分用Python環境管理uvコマンドのチートシート

この内容はPythonの開発時に使用するpip/venv/pyenvの代替ツールのチートシートになります。 自分用に作成したので、かなり偏った内容になっています。※Macについては私が使用していないので適当かもしれません。

【2025年最新】Ollama v0.10.0でGUI対応!Windows環境での導入ガイド

ローカル環境でLLMを動かすツールOllamaが、2025年7月31日にリリースされたv0.10.0で、ついに待望のGUI機能に対応しました。これまでのコマンドライン中心の操作から一転、ChatGPTのような直感的なチャット画面でLLMと対話できるようになりました。 「ローカ…

老眼プログラマー救世主?コーディング時に読みやすいMoralerspaceフォントの導入

プログラミングに使いやすいフォントであるMoralerspaceの新バージョンが登場しましたね。 以下の記事をみてます。 forest.watch.impress.co.jp 老眼がつらい中でプログラミングをしている自分にとっては、コードの見やすさが稼働時間に直結するのでかなり重…

【50代IT学び直し】Claude DesktopのMCP設定で始めるAIアシスタント化への道

これまでは結構な間Webインターフェースを使用していましたが、そろそろ自分もMCPなどに関しても学んでいく時期かなと感じていました。 そこで今回はまだAIにのひよっこではありますが、Claude Desktopを設定し、そこからMCPに挑戦をしてみようと思います。 …

学び直しで発見!50代パワポエンジニアがまとめたAI活用3手法の使い分け術

私は俗に言うパワポエンジニアだと思います。システム開発の近隣にいましたが実際のコードは趣味でしかやっていません。50代となり、ようやくAI開発の世界に足を踏み入れて、学び直しをしています。 これまでもAI活用について調べていましたが、最近ではClau…

【プレゼン事故防止計画】画面共有でパスワードが丸見えになってヒヤヒヤしたので自作したChrome拡張【Password Field Blur】

吾輩は大学院生である。やる気はまだ無い。 会社を休職して学問の道に足を踏み入れたものの、毎日研究室で論文を読んでは眠くなり、コーヒーを飲んでは集中力が散漫になる日々を送っている。 そんなある日、オンラインでのプレゼンテーションをみていると、…

【50歳からのAI自動化】Gemini CLI vs Claude Code 非対話モード(Non-interactive mode)対決!

50歳で学び直しを受けてる身としては、やらないと時代に取り残されるという危機感がひしひしと ということで、先月あたりから使用し始めたGemini CLIとClaude Codeの特に非対話モード(UIなしでコマンドプロンプトから実行するモード:Non-interactive mode…

【実例あり】Netcatの便利な使い方|開発現場・ハッカソンで役立つncコマンド活用法

現在、大学院の授業で演習を受けているのですが、そこでncコマンドでサーバーにアクセスするとリモートのプログラムを実行できることを知りました。 使えそうなのでまとめておきます。 Netcatって何? Netcat(略してncなので、以下ncと表記します)は、Linu…

古いGPUでもOK!Ubuntu + LM Studioで始める日本語ローカルLLM【GTX 1070検証済】

大学の講義受講でなかなか時間が取れませんでしたが、ようやく授業にも慣れてきました 時間ができたとはいえ、日々の課題に追われていると、これまで時間をかけて調べていた設定を調べることも大変です。たとえば、これまでローカルLLMにはOllamaを使用して…

【50歳からのAI学習】50歳からのAI開発スキル習得|Gemini CLIのWindows導入記

Google様がまた新しいAIツール出してきたじゃないですか。正直いうと、また覚えることが増えるのかという感想Claude CodeがProプランで使えるようになったと思ったら、今度はGemini CLIですよ...もう追いつけないでもやらないと時代に取り残される...という…

知識グラフ構築のためのNeo4j環境構築手順|RDF-star対応・初心者向け解説

大学の研究で知識関連の構造化を行うことになってきたので、折角なのでNeo4j関連の環境構築をまとめてみました。 今回のゴール 今回は、RDF-starという形式のデータを、グラフデータベースNeo4jを使って取り扱う方法を行います。最終的には、データを入れて…

WSLユーザー必見!知らないと損するwsluコマンドガイド【パス変換・GUI連携etc】

先日まではPythonの実行ファイル化やWSL(Windows Subsystem for Linux)の実行ファイルをWindows側で実行するなどを行っていましたが、今回は少し目線を変えて、WSL上でWindowsのプログラムを動かしたりURLを与えるとブラウザを開いたり、パスの表記方法を…

WSLで作成した実行ファイルをWindowsから直接実行する方法【wslコマンド活用】

少し前からPythonのコードをWindowsで動作する実行ファイル化するという内容の内容を書いていました。WSLでは結構簡単にEXE化出来ていたにも関わらず、WindowsのNativeな実行ファイルを作成しょうとするとPythonのインストールに気をつけたり、C++のコンパイ…

【Python exe化】WindowsでNuitkaを使った実行ファイル作成方法

【2025.06.20 追記】Windows版のNuitkaでrequestsライブラリが動作しないと記載していましたが、Store版Python3.10にバージョンダウンしたところ無事に動作を確認しました。 先日は、WSL環境でNuitkaでの実行ファイルの作成にチャレンジしました。ただ、作成…

軽量・高速なMicrosoft EditをWSLで!日本語対応エディタの導入ガイド

先日、窓の杜でMicrosoft、Rust製軽量テキストエディター「Edit」を発表という記事が話題になっていました。 日本語ユーザーに嬉しいアップデート 最新のv1.2.0では、エンコードピッカーが改善!これまでShift-JISを指定するにはibm-943_P15A-2003という複雑…

【WSL】ホストネーム変更が元に戻る問題を解決!永続化の正解はwsl.conf

WSLを使用しているとホストネームがWindowsの端末名になってしまうのですが、自分みたいに説明が画面キャプチャを貼ったりしていると、あんまり見せたくないなと思うこともありますそこでWSLのディストリビューションのhostnameを変更を考えるのですが、一般…

【5分解決】Pythonアプリの実行ファイル化|Nuitkaならコマンド1行で完了!

こんな経験ありませんか? 「作ったPythonアプリを友達に使ってもらいたいけど...」 「でも相手のPCにはPythonが入ってない」 「『Pythonをインストールして、ライブラリも入れて...』って説明するのが面倒」 こういった悩みはファイルを実行ファイル化すれ…

uvって何?Pythonパッケージ管理の新しい選択肢について

uvというツールを耳にしたことはありますか? 2024年に登場したこのRust製のPythonのパッケージマネージャが、開発者の間で注目になっています。ようやく従来のpipやvenvに慣れ親しんだというのに…「新しいツールって本当に必要?」なんだろうかというちょっ…

Pocketに溜まった記事をNotionに移行したい!移行ツールをPythonで自作

「後で読む」と思ってPocketに保存した記事が、気がつけば数百件と溜まっていませんか?私もその一人です興味深い記事を見つけるたびにPocketに保存するものの、実際に読み返すことは少なく、積読状態 しかし、Pocketに大きな変化が起きました。Mozilla(Fir…

IoT開発のファーストステップ!RaspberryPi内蔵センサーでモックデータ作成

RaspberryPiでセンサーデータをクラウド上のIoTサービスにアップロードするプロジェクトはよくあります。ただ、開発やテストの段階では、実際のセンサーを用意せずに、クラウド側との通信の動作確認をしたいことも多いと思います。 そこで、今回はセンサーを…