開発

PaizaCloudでNode-RED環境を作成する

前回は「さくらのクラウドシェル」を使用してNode-REDの環境を作成してみましたが、そういえばなにかメモしておかねばという件があったような…ということですっかり忘れていたPaizaCloudのことを忘れていました。実はこちらのほうがNode-REDの環境構築が楽に…

Scratchでオリジナルのブロックを開発する(1)

前回のエントリではscratch-guiというリポジトリを使用してScrach3をWindows11のNode.jsの環境で動作させてみるという試みでした。 uepon.hatenadiary.com 最終的にはScrath3のオリジナルブロックを作成するというのが目的なのですが、そのままではまだオリ…

Scratchをローカルで動作させる

Scratchは基本的にはWeb経由やWindowsストアにあるローカルアプリを使用することで使用するのが一般的です。 アプリ版Scratch ですが、カスタムのブロックなどを開発したいというときには、この使用用途ではこのような環境を使用するのは難しいかと思います…

Seeed Studio XIAO ESP32C3ファーストタッチ!

このエントリはSeeed UGアドベントカレンダー2022の12月20日の記事となります。 先日、Seeed Studio XIAO(以降XIAO)シリーズであるSeeed Studio XIAO ESP32C3(以降XIAO ESP32C3)を購入しましたので、そのファーストタッチということで機能を確認してみた…

Arduino IDE 2.0がリリースされたので手持ちのSeeeduinoで使用できるか確かめてみた!

Arduino IDEのバージョン2.0がいよいよリリースされました。Arduinoの使い始め(もう何年前だろう…)は設定しなくてもインストールするだけで開発が始められるとよさもあって素晴らしい!と思っていた環境も、細かいリリースもありながら大きく見た目を変え…

Node-REDからAWS IoT Coreを使用する(後編)

前回はAWS IoT Coreの設定までを行いました。 uepon.hatenadiary.com 今回はその続きになります。 手順のおさらい 作業の手順をおさらいします。 AWS IoT Coreの準備 RaspberryPiへ必要なファイル(証明書情報など)をコピー RaspberryPiのNode-REDの準備 AW…

Node-REDからAWS IoT Coreを使用する(前編)

すでに8月にやったことなのですが、9月頭から結構怒涛のスケジュールだったこともあり、なかなか書くことができませんでしたがようやく時間ができたので… JAWS-UGへの参加 8月末に行われたJAWS-UG Nagoya。自分はJAWS-UG関連の勉強会などは参加していますが…

Node-REDのfunctionノードだけで解決が難しいときにフロー内にPythonの処理を導入する

Node-REDを使用していると、偶にこのPythonの処理をそのまま埋め込めればいいのになと思うことがあります。 自分も以前のエントリでwordcloudの画像生成に関して拡張ノードがなかったのでexecノードを使用して回避したことがありました。 参考 uepon.hatenad…

reTerminalで収集したテキストを常時wordcloud画像化して表示するデバイスを作成

先日、NGK2022Sという名古屋合同懇親会という名のIT系コミュニティの合同新年会のLT大会が開催されました。 note.com そのイベントの中で以下のような内容のLTを行いました。 一応、コロナ禍で名ばかりのSeeedJP UGのメンバーにはなっているのですが、Seeed…

pythonでテキストデータから絵文字(emoji)を削除する

年末に久しぶりに紅白歌合戦のツイートを取得してWordCloudのデータを作成してみようと思ったのですが、今まで使っていたPCを実家に持って行かなかったので以前のブログエントリを使って再構成していこうとしたのですが、pythonのライブラリ(モジュール)関…

Raspberry Pi用MGC3130搭載 3Dジェスチャー・トラッキングモジュールを使用する

この記事はSeeedUG アドベントカレンダー2021の23日目のエントリになります。 今年のエントリはかなり内容を悩みました。比較的通常時にデバイス関連なども書いていましたが、このタイミングで書くネタがなく、改めてネタを探していました。 そんな中で思い…

初学者向けNode-REDハンズオン・ワークショップ用開発環境構築方法【3選】

この記事はNode-RED Advent Calendar 2021の13日目の内容となります。 これまでIBM Cloudではライトアカウントを使用することで、ハンズオン時に学生さん達がクレジットカードを持っていない場合でも、Node-REDを使用することができました。 しかしながら、…

FireHD10をRaspberryPiのモニタ化

先日、AmazonのBlackFridayセールもあったのでAmazon Fire HD 10タブレット(以降FireHD10とする)を購入したかたも多かったかなと思います。 自分は以前のセールで購入していますが、先日はWindowsのマルチモニタ化して、サブモニタとして使用することがで…

WSL2環境でQEMU実行環境を構築しRaspberryPi OS(GUI環境)を起動する

タイトルがクソ長い… 以前からWindows上でもRaspberryPi OSの動作ができるというQEMUの存在は知っていたのですが、もっと手軽に使えないかなと思っていました。そんな中、最近ネットを検索しているとWSL2環境で構築したQEMU上でもRaspberryPi OSが動作し、X …

Node-REDハンズオン時の質問について

以前のエントリで大学生向けのNode-REDのハンズオンをしてきたということを書いたのですが、その時のハンズオンで2件ほど質問がでました。わりとテンパっていたので、その時はあまり良い答えを提示することができませんでした。準備していなかったというのが…

【RaspberryPi】Node-REDでFileを使用する[ 2021.08.10 再追記あり]

Node-REDのデータのStore関係はSQLiteで行っていたのですが、その他にもFileノードが存在しています。そちらがどんな感じの機能を持っているかを調べてみました。 【追記】 Node-REDがバージョンアップするにあたってStorageカテゴリーのノードであるtailノ…

なくなりそうになったら購入時期を教えてくれるスマートスケール【Obniz・RaspberryPi】

使っているときには、そろそろなくなりそうだなと思うのですが、一旦その場を離れてしまうと購入することをつい忘れてしまうことが多くないですか。 それを通知してくれるような仕組みがないかなと思ってobnizで制作してみました。ついつい買い忘れるものを…

Raspberry Pi Picoをカスタムキーボード化して「くぁwせdrftgyふじこlp」キーボード爆誕!

(2021.06.11)コードの記述が短縮できたので追記しました 少し前からRaspberry Pi Pico(以下Pico)のネタを書いていますが、そろそろやろうとしていた、キーボード化に挑戦してみます。 んで、とりあえずはマクロキー化をする感じで考えていましたが、少し…

RaspberryPiにcode-serverをインストールして、ブラウザ上からVisual Studio Codeを使ってみる

以前のエントリでVisual Studio CodeがRaspberryPiでも公式対応したということを書きました。 uepon.hatenadiary.com ただ、Visual Studio CodeをRaspberry Piで使用する機会はX環境を立ち上げているときがほとんどなので、ヘッドレス環境にしている自分から…

RaspberryPiにMuエディタをインストールする

遅ればせながら、Raspberry Pi Picoを入手しました。一足早くてにいれるぜーと思って、海外サイトから購入をしていたのですが、日本での発売のほうが思いの外早く、自分の手元に届いたのは4月も半ばをすぎていました。なんというか運の悪い…。Lチカも含めて…

Arduino IDE 2.0を使用してみました

前々から噂では聞いていた、Arduino IDE 2.0を使ってみました。 現在beta5というバージョン状況ですが、実用的に使えるのか気になるところです。あとはArduinoが使えるのはもちろんなのですが、手持ちの多いSeeeduinoなどからも使えるかをみてみたいと思いま…

Node.js経由でRaspberryPiやObnizからLINEへの通知を行ってみる

前からも持ってはいたのですが、obniz Board 1Y(以降Obnizとします)を入手しました。これまでObnizを使って行っていたのはWeb経由でのアプリ開発まではおこなっていました。具体的には以下のようなものをつくっています。 protopedia.net この中ではObnizは…

【RaspberryPi】にもVisualStudioCodeをインストールしてみる

完全に小ネタ。昨年、Raspberry Piでも簡単にVisual Studio Codeをインストールできるという話があったので、いつかはやってみなきゃというところでしたが時間が取れずにここまで来てしまいました。少し前にChromebookにもVisual Studio Codeをインストール…

micro:bitのGitHub版最新開発環境をWSL2-Docker環境で動作させる

前回はWSL2-Docker環境でChromeブラウザの起動まで行ったので、続きの作業としてmicro:bitのGitHub版最新開発環境を構築していきます。 参考 uepon.hatenadiary.com uepon.hatenadiary.com 基本的には参考リンクで事足りるかなと思いますので、簡単めの説明…

WSL2環境で動作するDockerを使用してX Window SystemのGoogle Chromeブラウザを動作させる

前にmicro:bitの最新版をRaspberry Piで動作させましたが、Raspberry Piでは結構動作が遅く、起動までにかなりの時間がかかっていました。 本当はWindows10でも試してみようかなと思ったのですが、割とインストールした開発アプリの状況が汚いWindows10しか…

Chromebook(ASUS Chromebook Flip C101PA)でArduino IDEを起動させる

実は去年のアドベントカレンダーに書こうと思っていた内容ですが、ようやくうまくいったのでまとめておこうと思います。 Chromebookも最近は嘘みたいにお安くなっているので、Arduino IDEを使って電子工作をするといった要望もあるかなと思います。Visual St…

GroveモジュールTF Mini LiDARを使用してみる

こちらはSeeed UG Advent Calendar 2020の8日目のエントリーとなります。 qiita.com 今年はどんなネタにしようかなと悩んでいたのですが、たまたま購入していたGroveモジュールが日本ではあまり使われている様子だったので 使用してエントリー化したいと思い…

【RaspberryPi】PythonでSnowboyを利用して「GPIOを使用」と「設定した音声再生」を行う

前回はSnowboyを使って中二魂全開のDXでない日輪刀を作りましたが、そのあたりの処理に関してはあまり触れていませんでした。 なので、久しぶりにpythonのコードについて記述していこうと思います。 記述は本家のSnowboyのサイトを参考にしています。 【参考…

【RaspberryPi】Hot Word検出SnowboyでオリジナルのHot Wordを検知してみる(前編:設定)

今回は、以前のエントリでも挑戦してみたいと思っていた、音声のホットワードを検知するSnowboyをインストールして、トリガー検知を行ってみたいと思います。 使用するSnowboyは以下のような説明になっていました。 Snowboy is an highly customizable hotwo…

【RaspberryPi】ネットワークインターフェースに複数のIPアドレス設定する

LAN内にあるデバイスがLAN内のポート80にのみアクセスができるようなものが存在します。そのポート自体の変更はできないので、アクセスされる側での対応を求められます。ただ、80番ポートはHTTPで使用されることも多いので、できれば開けておくことができれ…

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