GUI不要!UbuntuにコマンドラインだけでChromeをスムーズにインストールする方法

私はUbuntuを定期的にクリーンインストールするような作業を行っています。また最近、検証としてVersion23.04を入れることになりました。定期的にインストールをしているのでほぼ慣れた感じでインストールはしていますが、中には作業をど忘れすることがあり、その一つがChromeブラウザのインストールになっています。

Ubuntuのインストール時の他の作業【参考】

uepon.hatenadiary.com

ブラウザならFirefoxもあるじゃんという方もいるとは思いますが、もうChrome拡張機能なしではもう生きていけない状況です。(どちらかといえばかなり生産性が悪くなる)。あとChromiumブラウザではGoogleアカウントの設定を設定できませんので注意です。

また、ブラウザのダウンロードを行うのに別のブラウザを起動するのもちょっとどうなのって感じなので、今回はコマンドラインのみを使用してインストールするメモという位置づけです。

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初期設定のままではダメ!? Windows「リモートデスクトップ接続」でRaspberryPiへの接続

Raspberry Piリモートデスクトップ接続は、自宅のどこからでもRaspberry Piを操作できる便利な機能です。

自分は、Windowsに標準で入っている「リモートデスクトップ接続」(以降「リモートデスクトップ接続」とします)を使用しての接続を行っていましたので、一般的な使い方と少し異なる方法を使っていました。 「リモートデスクトップ接続」を使う場合、Raspberry Pi OS側にxrdpというパッケージをインストールし、VNCを起動しておけば接続ができるようになります。 以前はxrdpをインストールするだけで設定が完了していたのですが、bullseyeベースのRaspberry Pi OSになってからは、接続はできてもウインドウマネージャーが表示されず 仕方なくVNCをPCにインストールして対応していました。

こんな状況で1年以上悩んでいましたが、ようやくその解決策を見つけることができましたので、本エントリーでは、その方法をメモしておきます。

検証環境

検証環境としては、bullseyeベースのRaspberry Pi OS(64bi版)となります。2023年8月時点では通常のOSインストールを行うだけでこの環境になっていると思います。 OSの状況を以下に表示します。

【コマンドにて確認】

$ uname -a
Linux raspberrypi 6.1.21-v8+ #1642 SMP PREEMPT Mon Apr  3 17:24:16 BST 2023 aarch64 GNU/Linux

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Debian
Description:    Debian GNU/Linux 11 (bullseye)
Release:        11
Codename:       bullseye

$ cat /etc/os-release 
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 11 (bullseye)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="11"
VERSION="11 (bullseye)"
VERSION_CODENAME=bullseye
ID=debian
HOME_URL="https://www.debian.org/"
SUPPORT_URL="https://www.debian.org/support"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.debian.org/"

Debian GNU/Linux 11 (bullseye)と表示されているのがわかります。

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RaspberryPiとMinitestで自分だけのブロック世界を作ろう!

子どもたちにも人気のMinecraft。自分も3年ほど前はかなりハマっていたのですが、さすがに時間が無尽蔵にあるというわけではないので、現在ではほぼ遊んではいません。

Minecraftは有料ゲーム(アプリ)ですが、最近はで教育版もリリースでてきていて、各地のCoderDojoなどでも使用されているようです。 とはいえ、ただクリエイティブモードでプレイするというのであれば、無料でもあるRaspberryPi版のMinecraftPiを使用すればいいのかなと思っています。 ただ無料とはいえ「RaspberryPiでやるか?」と尋ねられれば、正直どうだろというという気持ちになります。

【参考】 uepon.hatenadiary.com

uepon.hatenadiary.com

Minitestとは?

こちらの画像をみてください。

一見、Minecraftのクローンのように見えますが、これ自体はゲームエンジンであって、このエンジンに付属しているゲームがMinecraftに見えるMinetestというものになるそうです。(わかりにくい)今回はこのMinetestRaspberryPiにインストールして遊んでみたいと思います。個人的にはMinecraftをプレイする前にちょっと試すというようなことやマルチプレイなどを試してみるというような用途に使ってみるにはいいのかなと感じています。最初から興味があるなら購入してもいいんですけど。

ja.wikipedia.org

github.com

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PaizaCloudでNode-RED環境を作成する

前回は「さくらのクラウドシェル」を使用してNode-REDの環境を作成してみましたが、そういえばなにかメモしておかねばという件があったような…ということですっかり忘れていたPaizaCloudのことを忘れていました。実はこちらのほうがNode-REDの環境構築が楽になっていますし、開発向けの統合環境も揃っていて、ターミナルだけではなく、サーバを構築した際にはポートに合わせてブラウザを開くといったことも可能になっている点が非常に使いやすくなっています。

参考

uepon.hatenadiary.com

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さくらのクラウドシェルでNode-REDを実行する

さくらインターネットさんのプレスリリースでオンラインのシェル環境が2023年5月25日から提供されることをしりました。会員登録は不要(この場合機能に制限はあり)で使用可能で、会員登録して使用するに当たってはゲスト制限を解除して使用できます。

www.sakura.ad.jp

Linuxでの開発環境を持つことがほぼありえない営業職の自分も、Katacodeの閉鎖やHeroku有料化によってLinux環境の使用にかなり制限を受けており、これは非常に助かるサービスといえます。

参考

uepon.hatenadiary.com

uepon.hatenadiary.com

初期状態で開発環境的なものはpython3、Node.js、rubyphpなどは最初からインストールされていますがpip、npm、yarnなどのパッケージマネージャーはインストールされていないようです。必要であればaptなどで追加は可能です。

また、OSはUbutntu22.04なので、比較的新しい環境です。同様のサービスではまだ20.04あたりだったりすることも多いのでこちらも嬉しい。

では、これを使ってWebサービスが公開できるかというと基本的には出来ないっぽいですね。ポート関連の資料を参照してもらえばわかるのですが、ユーザー登録の無いユーザーは内外の通信はシャットアウトされ、ユーザー登録をしていれば一定のアウトバウンドの通信が可能になっています。(つまりクライアントとしては使用可能です)例えば、ユーザー登録をした場合にはcurlコマンドを使用してAPIのアクセスはできました。

逆にWebサービスを行おうとするとしようとすると…アクセスは出来ない(タイムアウトされる)ようです。

抜け道はありますが…ということで、今回はその抜け道を使用してNode-REDの環境をさくらのクラウドシェル上で構築をしてみたいと思います。

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/* -----codeの行番号----- */