コンソールTwitterクライアントrainbowstream
をつかってみた
なんとなく、linux環境でもコンソールでTwitterのタイムラインを見てみたいなあと思って、クライアントをさがしていました。(家で使うのはRaspbianだけなんで気まぐれな欲求なんですが)
その中でもなかなかいいなと思ったのがrainbowstream
でした。
テーマで色分けができたりというのがかなり見やすくていいかなと思いますし、気合を入れれば画面もそれなりにわかるというのもすごいと思います。そういう用途はGUI環境でやればいいとは思いますが。
ってことでインストールしてみました。
rainbowstream
のインストール
以下のリンクを参照にすれば簡単にインストールできます。環境はpythonなので本体はpipでのインストールになりますが、いろいろLibraryの依存があるのでそれも一緒にインストールする必要があります。
ドキュメントにはvirtualenv
を使った方がいいということでしたが、今回は端折ってそのままインストールしています。
$ sudo apt-get install python-dev libjpeg-dev libfreetype6 libfreetype6-dev zlib1g-dev $ sudo pip install rainbowstream
【参考】 Pipenv & Virtual Environments — The Hitchhiker's Guide to Python
インストールは問題なく終わると思います。(本体以外のLibraryもインストール済みのものがほとんどでした。)
rainbowstream
を実行してみる
実行は以下のようにするだけです。
$ rainbowstream
初回の実行ではTwitterアプリケーションのPIN認証が求められるので
画面に表示されたURLをクリックしてブラウザで認証を行います。リンクをクリックすると以下のような画面になるので
【連携アプリを認証】ボタンをクリックします。すると7桁数字のPINが表示されるのでそれをコピーなどしてコンソールに入力します。(画面では伏せています)
※2回目以降の起動では初回起動時の認証情報が~/.rainbow_oauth
に格納されるでの認証は不要です。
するとログインが行われて
コマンドモードになりますが、このままほっておくと自分のタイムラインが表示されます。
コマンドマニュアルはこちらになります。
Rainbow Stream — RainbowStream 1.3.7 documentation
おわりに
複数のTLを監視しない範囲であればコマンドラインでの実行でもかなりいいかなと思います。数世代前のPCでLinuxを動かす場合にはこちらは軽快かもしれませんねです。(Aspire one 753 Celeron U3400 / 2GBメモリー / USBメモリブート/ RaspberryPixel86)
本当は、この結果が標準出力されて、それを使ってpollyとかから読み上げでも行おうと思っていたのですが、標準出力はしてくれないようです。残念。 次回では真面目にPythonでTweepyを使ってタイムラインを拾って読み上げをさせてみたいと思います。