Node-REDで日付時刻文字列を作成する

先日のエントリでデータの画像のアーカイブを取るためにNode-REDfunctionノードを使用してファイル名をYYYYMMDDhhmm.jpgというような形式の文字列を作成していました。

参考

uepon.hatenadiary.com

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個人的には折角Node-REDを使用しているので極力functionノードは使用したくないものです。可読性などを高めるのであればfunctionノードを用いたほうがフロー自体はスッキリしますが、コードをあまり書かなくても良いという利点があまり活かせないので可能な限り使わないで表現したいと常々思っています。

今回はわりと使用する頻度が高そうな日付時刻文字列を作る方法をまとめておこうと思います。今回のエントリーではfunctionノードを使用しない方法も説明します。

  • functionノードを使用するパターン
  • momentノードを使用するパターン
  • JSONataを使用するパターン
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reTerminalで収集したテキストを常時wordcloud画像化して表示するデバイスを作成

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先日、NGK2022Sという名古屋合同懇親会という名のIT系コミュニティの合同新年会のLT大会が開催されました。

note.com

そのイベントの中で以下のような内容のLTを行いました。

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一応、コロナ禍で名ばかりのSeeedJP UGのメンバーにはなっているのですが、SeeedさんreTerminalのことについて紹介しました。 LTの中ではちょっと思いついたネタを紹介してみたのですが、折角なのでそのネタを実際に作ってみようかなと思い今回のエントリに至ります。

そのネタはこんなものになります。

Node-REDでのリアルタイムTweetのwordcloud画像作成し、reTerminalの画面に表示する

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詳しくは以下に書いていきます。

最後にもまとめていますが、このデバイスは本当にNode-REDと相性のよいデバイスだなと思います。

今回の手順

作ろうとするものの大まかな手順としては以下の様になると思います。

  • Node-REDのインストール
  • wordcloudモジュール(およびコマンド)のインストール
  • テスト用テキストのダウンロード(alice.txt)(これはやらなくてもよい)
  • alice.txtを使用してwordcloud画像を作成する(これはやらなくてもよい)
  • 日本語フォントを取得する
  • Node-RED拡張機能をインストールする(TwitterkuromojiDashBoradimage-outputbase64cron
  • フローを作成する
  • 実行する

では順を追って簡単に説明していきたいと思います。細かくは別のエントリにしてもいいのかも。

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AndroidにNode-REDをインストールする

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タイトル通りの内容になります。こんなの以下のURLから作業すれば一発だろ?と考えていた時期が俺にもありました。

nodered.jp

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Androidにインストールしてみる

今回、インストールのターゲットとしたのはNexus7(2013)です。今となっては9年も前のハードウエアになるので、OSが大丈夫なのということも考えられるのですが、以前Nexus7Android11(厳密にいうならばLineage OS 18.1)を自己責任でインストールしていたものがあったのでそちらを使用しています。

参考

uepon.hatenadiary.com

このハードウエアに先程のURLの情報を使ってインストールしてみます。手順としては以下のようになります。

  1. GooglePlayストアからTermuxをインストールする
  2. インストールしたTermux上でNode-REDに必要になるようなパッケージをインストール
  3. node-redを起動
  4. Androidにインストール済のブラウザからNode-REDへアクセス

この手順でNode-REDのフローエディタを使うことができます。起動後は外部アクセスしなくても使用できる点はなかなかいいですね。 では早速やってみましょう。

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Felica RC-S330からIDmを取得する(値のリトルエンディアン化)

以前のエントリで、大須にある佐古前装備さんで購入したカードリーダーFelica RC-S330RaspberryPiから使用してみたという内容を書いていました。

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結論から言えば、RaspberryPiからはnfcpyの使用はできず、libpafeをインストールすれば、使用できるというような結果でした。

その後、pythonのユーザープログラムからIDmを取得してみたところ、IDmの値の並び(エンディアン)が異なっていました。そこでlibpafeを使用した場合でもnfcpytagtool.pyと同じIDmの値を取得する方法を調べてみました。

参考

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Windowsで接続済みの無線LANの接続パスワードを知る

昔購入した小型ルータを取り出して使ってみようと思ったのだけど、接続パスワードがわからず困っていました。ただ、以前接続済みのWindowsPCがあったことを思い出し、そこから接続パスワードを表示させて無事に接続ができました。

正直できなかったらルータ設定の初期化するかなと思っていましたが、今回はその手順をメモ。割と知っている方も多いと思いますが、よく忘れてしまいますので記録しておきます。

参考 support.microsoft.com

参考ページをみてもよくわからない感じというか操作が若干違うみたいです。

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/* -----codeの行番号----- */