再始動「なごあずの集い #1」参加レポート

2024年4月27日に開催された「なごあずの集い#1」に参加・運営のお手伝いをしてきました。

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コロナ下で活動できていなかったので、久々のオフライン活動として、大掛かりな勉強会という形ではなく、集いという形でのリブートになりました。GWの初日であるにもかかわらず、未連絡の欠席者がいない状況となり、なごあず再始動に期待感があったのかも?という印象があります。

今回は日立ソリューションズさんに会場のご協力を頂きました。ありがとうございます!

コミュニティ管理者のテツジさんのオープニングから開始します。

テツジさんからの紹介もありましたが、比較的ゆるく集まる場としての役割にされていくということでした。飲み会駆動みたいな形でしょうか。

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SORACOM UG 東海8 開催レポート

2024年4月26日に久々にSORACOM UG 東海の第8回目が行われました。前回は2023年3月に開催し、その前は2022年9月と結構時間が空いた形での開催でおおよそ年1回程度の開催となっています。

これまではSORACOMの中の方にお越しいただいて、SORACOMのアップデート情報・新サービスなどのご説明とともにハンズオンを行うという形式が多かったのですが、今回は1時間みっちりMAXからSORACOMさんの状況や目指していること、プロダクトについてを説明いただきました。

運営上私も聞いている内容は多いのですが、断片的になっていることも多く、そういえばそうだな~と内容につながることも多かったので、今回の企画はデバイスにあまり近い方でなくても、かなりいい構成だったのかもと思いました。

https://connpass.com/event/313874/

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バッチファイル作成で振り返る:超解像処理動画の自動化手順

以前のブログで【便利】コマンドラインツールで超解像処理!静止画も動画も高画質にという内容で書いていました。

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PowerShellやcmdの補完機能があるとはいえ、コマンドラインでの実行では打ち込みが多いので結構大変です。こんなときにはバッチファイル(.bat)などを使用することで入力の負担は軽減できるのですが…自分にはバッチファイルを作る知識があまりないので、このときの内容をバッチファイル化を通して作り方を学び直したいと思います。

元になる処理

今回は、以下のような処理を考えます。この処理では低画質mp4動画ファイルをフレーム分割、高画質化の処理を行い、それを結合しつつ、元の動画ファイルの音声を結合するといった処理になっています。

PS> mkdir img
PS> mkdir hires
PS> .\ffmpeg.exe -i .\640×480_サンプル動画.mp4 -q:v 1 .\img\%06d.png
PS> .\realesrgan-ncnn-vulkan.exe -i img -o hires -n realesrgan-x4plus
PS> .\ffmpeg.exe -i .\hires\%06d.png -i .\640×480_サンプル動画.mp4 .\output.mp4

このときは各処理の実行ファイルパス上で作業を行っていたのですが、できれば環境変数PATHに実行ファイルのパスを追加しておくことで、.\ffmpeg.exeというような表記をffmpeg.exeにする省力化もできると思います。今回はPATHに追加したという前提で行います。

大まかな処理は先程説明しましたが、もう少し処理を詳細にしてみます。

  1. 低画質動画ファイルをフレームごとに分割するためのフォルダを作成します。(フォルダ名は指定する)
  2. 高画質化したフレーム画像を保存するフォルダを作成します。(フォルダ名は指定する)
  3. ffmpeg.exeを使用して指定した動画ファイルからフレーム毎の静止画(.pngファイル)を先程のフォルダへ保存を行う(動画ファイルは指定する)
  4. realesrgan-ncnn-vulkan.exeを使用して、先程の静止画ファイルをそれぞれ高画質化する。
  5. ffmpeg.exeを使用して、高画質化したフレーム画像使用して動画を構成する。(出力ファイル名は指定する)

※realesrgan-ncnn-vulkan.exeは作業ファイルをフォルダ指定できるのでかなり簡単に書くことができます。

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CircuitPythonでSORACOM LTE-M Button Plusのコード移植に挑戦!

以前書いたSORACOMさんの「ひげデバイス」ことSORACOM LTE-M Button PlusSeeed Studio XIAOArduino IDEを使用してコードを作成していたのですが、最近はC言語よりもPythonを使っていることのほうが増えてきていることもあるので、CircuitPythonを使用して同じコードができないかを確認してみたいと思います。

今回は以下のエントリーの内容を移植することにします。

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CircuitPythonとは

簡単に言うとAdafruitさんの組み込み向けのPython処理系となります。同じ位置づけのMicroPythonもありますがCircuitPythonMicroPythonのfolkです😅。

【(Wikipediaより参照)https://ja.wikipedia.org/wiki/CircuitPython

CircuitPythonはMicroPythonから派生した、教育および初心者向けのオープンソースプログラミング言語である。CircuitPythonは、Adafruit Industriesが開発を支援しており、Python3プログラミング言語C言語によるソフトウェア実装である。数種類の現行のマイクロコントローラに移植されている。

【CircuitPythonの公式ページ】

circuitpython.org

組み込み環境での使用となるため純粋なPythonといいにくい部分もありますが、文法やREPLなどでは似た環境なので、Pythonに詳しい方にとっては導入のハードルが低いですね。またREPLがあるので、USB接続したシリアル通信を使用してコマンドラインからテストが可能になっています。

対応ハードウエアは以下のページ参照

circuitpython.org

今回使用するのはSeeed Studio XIAO SAMD21となります。切手サイズのかわいいデバイスです。

Seeed Studio XIAO SAMD21www.switch-science.com

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IBM watsonx.aiで未来の扉を開く: 初心者のための冒険ガイド

昨年の秋ごろから気になっていた```IBM watsonx.aiですが、ようやく時間ができたので、これまでの情報をもとにさわってみようかなと思います。 まずは事前に準備されたサンドボックスを使用して、どんな感じなのかを体験してみようと思います。

Qiitaにも記事はありますが半年ほど前の情報が多いので、その後の変化などを楽しめるといいのかなと感じています。

このエントリーの内容ではIBM Cloudの知識が少し必要な部分もありますが、そこまで詳しい知識がなくても体験ができるというレベルを目指したいと思います。また、このサンドボックスからプログラミングへの派生などに関してもヒントがあれば残してみようと思います。

参考にしたのは以下の情報となります。

【参考】

qiita.com

qiita.com

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