ChromeBookを久々に使っていたらLinux機能のOSバージョンのアップデートができるというメッセージが表示されました。BusterからBullseyeへの移行ということなんだろうなあと思って、早速アップデートを行いました。

途中、ストレージが足りないことや、30分で終了されるというメッセージのハズが1時間もかかってしまうなどのこともありましたが無事にアップデートは終了。
早速バージョンの確認をするためにlsb_releaseコマンドを実行しようとするのですが、

コマンドが入っていない?おや?RaspberryPi OSのBullseyeでは入っていたはずなんだけどなあ。パスの問題かなと思っていたりしたのですが、そうでも無いようです。
コマンドがないならインストールすればいいじゃないか
ということで、lsb_releaseコマンドのインストールを行います。aptコマンドで速攻だろうと思っていたのですが、引っかかりました(またかよ)。
以下のように実行するのですが…
$ sudo apt update $ sudo apt install lsb_release

lsb_releaseというパッケージはないというメッセージが悲しく表示されます。これで良かったはずなんだけどなあ…
パッケージがないのか調べる
apt searchを使用してパッケージを探すのですが、見当たりません。

そして1時間ほどたってようやく今回の謎がとけました。
パッケージ名が違う…
lsb_releaseコマンドの含まれたパッケージの名前はlsb-releaseでした。パッケージ名は_(アンダースコア)ではなく-(ハイフン)でした。
かなりしょうもない引っ掛けのようなオチです。
実際にこちらで検索すると

検索結果に現れます。そしてインストールも無事に行えます。

インストール後の結果も表示できました。
$ lsb_release -a

ちなみにdebian系でバージョンを調べるなら
unameコマンドもありますが、以下の2つの方法もあります。
$ cat /etc/issue
$ cat /etc/debian_version

おわりに
久々に単純なことに引っかかってしまいました。他のコマンドで代替ができるのですが、この方法でバージョンを調べるようなコマンドもあるそうなので困ったらパッケージ名とコマンド名が違うということは記憶の片隅に覚えておくことにしましょう。
無駄にした時間は1時間でした。