今回も自分定番の名古屋大須にある佐古前装備
さんで変わったジャンク(ほぼ新品なのでジャンクというか微妙)を購入してきました。
非接触のICカードリーダーで型番はACR122U-A9
です。いわゆるSuica
に代表されるFeliCaリーダー
になります。
どんなデバイス?
パッケージの内容はこんな感じです。ドライバー用のCDROMが入っていますが、自分の使用しているPCに光学ドライブが存在していないので困る。
昔に発売された商品だと思ったので、商品ホームページはどうなっているのだろかと思って検索したところ…ちゃんと存在していました。
そして、ドライバーページも存在しています。これはかなり嬉しい状況です。(【ダウンロード】タブから入ることができます)
Windows10(64bit)にインストールをしてみる
では、ちゃんと動作するかをWindows10(64bit)
を使用してチェックしてみます。上記のファイルをダウンロードします。
ドライバーをインストールする前にカードリーダーをUSB接続をしないで作業をすすめていきます。
ダウンロードすると以下のようなファイルが入手できますので、こちらを展開します。(rar形式
なので、7Zip
などを使用するといいかなと思います。)
フォルダの中にあるSetup.exeを実行します。
インストーラーが起動し、言語設定のダイアログが表示されるので【Japanese】を選択し、【OK】ボタンをクリック。
【次へ】ボタンをクリック
インストール先のフォルダを確認し、【次へ】ボタンをクリック
あとは【インストール】ボタンをクリックして処理を勧めていきます。
インストールが完了すれば、ドライバーがOSに導入されています。
接続してカードリーダーを認識させる
ドライバーのインストールが終わったらあとは、PCにカードリーダーをUSBで接続してみます。
デバイスマネージャーを確認すると【スマートカード読み取り装置」として認識され、【ACR122 Smart Card Reader】が表示されます。無事に認識されたようです。
第一のハードルはクリアです。
ICカードの読み取りテスト
デバイスが認識されたけど読み取りアプリがないとだめ?かもと思ったのですが、こちらのカードリーダーは今まで使用してきたものと違って、読み取りするとLEDの色が赤から緑になり、またFeliCa
だった場合にはブザーがなるという特徴がありました。
実際に使用するにはIDm
などの取得ができないと意味はないと思いますので、ちゃんとプログラムをする必要や読み取りアプリが必要だと思います。
また、FeliCa
の読み取りを行うとデバイスマネージャーには【スマートカード】が表示されています。
うまく動作してくれそうです。
実験として、マイナンバーカード
や自動車運転免許証
でも同じように【スマートカード】として認識されましたが、スマートフォン
などをかざしてもビープ音なるだけで、【スマートカード】として認識はされないようでした。
おわりに
佐古前装備
さんでジャンク扱いの非接触ICカードリーダーACR122U-A9
を購入して使用できるかを試してみたという企画でした。この商品はLinuxにも正式に対応しており、かつRaspberryPiにも対応をしているという面白い商品なので、今後そちらでの認識にもチャレンジをしてみようかなと思います。
価格が200円なので、結構お得商品かも?確定申告がそろそろ終わるから、時期的にはちょっと需要がへっちゃうかな。