前回の続きで後半になります。
7月
大阪でメイカーズバザールで展示をしてきました。ここで木魚ネタが作品としては初めてお披露目となりました。木魚をただ鳴らしているだけなのですが、わりと子どもたちには人気がありました。この時点では作り込んだというわけではありませんでしたが、好評だったのは作った甲斐があったなあと思いました。
LEDの光り物もいいですが、楽器や鳴り物などもなかなか面白いなと思うようになりました。個人的には電子工作のLチカのあとは、木魚をポクポクならすようなモクぽくを推奨したいなあと思います。鳴らし方は色々あるけどいい音がなる機構を考えることは結構有効なのでは?…戯言かもしれませんが。
【7月に行ったイベント】
8月
プログラミングのワークショップを3日間開催しました。今回は自分たちが先生になって、クラスの前半をアプリの使い方を含めてレクチャーし、後半を自由時間にして創作を行ってもらうという形のものにしています。レクチャーも検討し新規に作成しました。
レクチャー内容に引っ張られる子もいれば、全く違うものを創作する子もいましたが、最終的にレベルが高いものができたのではないかと思います(自分の予想のレベルは超えていました)。プログラミングに関しては男の子が非常に多い印象ですが、ものによっては女の子にも響くのかなという要素もあるのだなと思います。特に女の子は作品に世界観をもたせることが多いので、お話などの作成は非常にうまいなと思います。男の子は動きの方向に興味を向けることが多いですね。要求のレベルが高くなると自分たちのスキルも必要(要望をどういう機能に置き換えて実装するか)なので、答えるのが難しいです。
子ども向けの教材はScratchが代表格ですが、その前後はどんなものがいいのかなども議論が活発になるといいなと思います。
お盆休みは豊橋でStartupWeekendに参加してきました。ここ数回は運営側をやっていたのですが、参加者を見ていると、モヤモヤとすることも多いので、今回は一般参加者としていきました。豊橋なので泊まろうかなと思ったのですが、お盆休みだったのでホテルが空いておらず、通いになったのはちょっと体力的には辛かったです。
その時のテーマは、ローリングストック(食品の消費と備蓄を習慣づける)に関するアイデアをビジネス化するというものでした。チームに恵まれたこともあり、自分たちの満足できる発表ができたと思います。(結果は…まあ)もう少しアイデアを練って、チャレンジしてみたいです。
【8月に行ったイベント】
9月
会社のホールがあいちサイエンスフェスタの会場になり、その中でNT名古屋があったので展示させてもらいました。運営でなかったので楽させてもらいました。その時の展示も木魚w
今年のMAはヒーローズリーグという形で開始されたので、名古屋はGameControllerizer&kintoneハンズオン&もくもく会 #ヒーローズリーグ
という形で開催しました。なんとか会になるような形で人数は集めることはできましたが集客は少し寂しい感じ、2020年は自分の業務が結構休日出勤も多くなる予定なので開催は難しいかな…開催希望者がいたらご相談ください。
GameControllerizer
に関してはもう少し興味持っている人が多いのかなと思ったんですけど押しが弱かったかな。個人的には引き続きGameControllerizer
を推していきたいと思います。
このころから、週末にCoderDojoのお手伝いをすることもあるようになりました。時間を見つけて触っていたScratchもなんとなくわかるようになった感じです。マインクラフトに関してはまだちょっとわからない感じですかね。
【9月に行ったイベント】
10月
名古屋初心者向けLT大会
がYahoo名古屋さんを会場にして開催されていたので、参加してみました。LT初心者の定義は3回までということだったのでギリセーフとしての参加。参加人数も割と多く、ジャンルも多岐にわたっていたと思う。名古屋といえばNGK20XXB(名古屋合同懇親会の忘年会)
がテクノロジーノンジャンルのLT大会として有名ですが、割と勉強会コミュニティー色が強めに感じます。今回のLTの大会では仕事やデザイン、趣味といったネタが多かったようなので、興味深く聞かせていただきました。
自分はNode-RED UG Tokai
の立ち上げの告知を兼ねた、自分の経歴をLTのさせていただきました。
そういった経緯もあってのNode-RED UG Tokai旗揚げ
会を行いました。こちらもNode-REDに関わる感じのLT大会といった形式。
コミュニティを立ち上げるにあたって、興味がどの程度あるかなど不安面もありましたが、LTの枠もほぼ埋まって良かったなと思います。参加枠も当初より増やすことになりました。
今後は、小さめの会を行っていこうかなと思いますが、そのうちNode-REDのビギナー向けのワークショップを行うのもありかなと思っています。RaspberryPiでやってもいいし、IBMCloudベースでやってもいいかなと考えています。比較的柔軟にできそうですし。2020年は各季節に1回ぐらいのペースで開催できるといいかなと思っています。
【10月に行ったイベント】
nagoya-lt-starter.connpass.com
11月
今年のヒーローズリーグの締め切りが来たのですが、今年はハッカソンなどの参加があまりできなかったこともあり、これまでやっていた木魚ネタ一本でいくことにしました。といっても、完成度はそこまでいけてないなあという実感がありつつでの応募でした。
今年はセカンドなどには行けないしFestaだけ楽しもうと思っていたら…なんと俺得リーグ
とIoTリーグ
の決勝審査会プレゼンに招待されました。完成度もそこそこだったこともあり、急遽プレゼン用に木魚+おりん+ブッダマシンの連携をしたり、プレゼン資料を作ったりして、審査会に挑みました。
あまり、人に見せていなかった作品ではありましたが、審査員の方のコメントなどをいただきブラッシュアップができたかなと思っています。人がアイデアを成仏させることができないなら、アイデアがアイデアを成仏させるという考えに至れたのは非常に大きなテーマ性をもらえたなと感謝しています。
決勝審査会でブッダマシンを知っているのが多かったのも驚きがありました。
来年はまたバージョンアップしようと思います。→アイデア供養祭専用LTタイマー
【11月に行ったイベント】
12月
12月は仕事を含めてイベントが多く、割と忙しい状況でした。
まずはヒーローズリーグの最後のイベントFestaです。自分の出番はありませんでしたが飛び込みでLTに参加させていただいたり、音楽系ネタのセッションに参加させていたいたりと楽しく見学させていただきました。
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仕事ではクリスマスには名古屋市のプログラミングワークショップを行いました。小学校3−4年生を対象にしたプログラミングを行うものでしたが、このぐらいの年齢層になると、要求もしっかりしてきますし、やりたいことにも主体性を持ってくれるので、大変ではありますが進行はすすめやすい印象です。
今回のワークショップでは1回40名に対して2時間30分という長時間のものではありましたが、子どもたちを飽きさせることなく進められたのは非常に自信に繋がりました。また、これまでとは違う形式でのワークショップの進め方もやってみましたが、わりとこれが成功につながったのではないかということで、今後もこのやり方でやってみようかと感じています。
わりと女の子も参加率が高かったのは印象的でした。
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もう1件は、HACK-CHU!
で出たアイデアであるトキメーター
を番組企画と合わせて実現するクラウドファンディングの募集を開始しました。クラウドファンディングは色々なテクニックがあるなあという印象もありますし、割とファン心理を狙った企画は成功しやすいなど、いままでの企画とは違った形での接点を持てたなという感想です。
年内に100%を達成できたので、年明けアイドルイベントを開催し、アクセサリの製作に入っていくことになると思います。100%を達成してからが本当のスタートともいえるかなと思います。
【12月に行ったイベント】
おわりに
ほかのにも色々なイベントに参加したり、企画したり、運営したりという感じの1年となりました。イベント運営は終了すると大きな達成感は得られますが、業務的なところまで視野に入れるとなかなかそれだけでは追われないなというのは辛いところです。
そういう意味では1参加者として参加するのは気分的には幾分楽にやっていくことができるのも確かです。とはいうものの、プロダクトの作成に役に立てないのはそれはそれでストレスを感じます。
来年度休日出勤が多くなるので、ハッカソンなどへの参加は減ってしまいますが、その分インプットを増やしたり、平日のイベントの参加をしたりできるといいかなと思っています。
また、技術の進化で遠隔であってもコミュニケーションを取る手段のハードルは一層下がって行くと思いますが、リアルであうことの価値がやはりなにかあるのではないかと感じています。遠征などで遠くのイベントに参加することも多くあると思いますので、顔を見かけたら声をかけてもらえると嬉しいです。
今年こそはAI系のことをちゃんとやりたいですね。2020年もよろしくお願いいたします。