このエントリーはMashupAwardsヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2018の14日目のエントリーとなります
はじめにいいます、これはポエムです。
2018年もすでに12月の中盤になってきています。今年のMashupAwardsは昨年とは違い一般社団法人MAさんが運営の中心になるということで、どうなることかなと 若干不安に思っていたのですが、12月4日(日)のFESTAが終わって振り返ってみると、これまでとは違った雰囲気も多少ありましたが、これまで同様の満足感があった 期間を過ごせたなと感じています。一番大きな違いを感じたのは個人賞制度だったと思います。(←発明だと思いましたし、これからも続けてもらいたいです)
ここからは自分の話になりますが、今年はイベントが立て込みすぎていて9月以降のほぼ週末は埋まっている状態でした。参加したイベントは
- おおがきIoT×AIハッカソン by Mashup Awards 2018(参加)
- LINE BOOT AWARDS 2018 ハッカソン@大阪(参加)
- Mashup名古屋ハンズオン&ミニハッカソン2018
- NicoTech 名古屋(運営)
- OneJapan×Tokai Hackathon(参加はしてないけど…審査側)
- NRIハッカソン bit.Connect 2018(参加)
- Startup Weekend Nagoya 13(オーガナイザー)
こんな感じ。正直仕事のイベントも週末にあったりして体力的にかなりつらい。
以前のアドベントカレンダー?でも書いたような感じですが、昨年は名古屋のMA予選のハッカソンなくなるのではという危機があったので急遽イベントの立ち上げなどに 奔走するという感じで始めていましたが、今年は去年の感覚があったのである程度、夏ごろからやるかやらないかということを考えていました。 そんなこんなで結局動き始めたのは9月に近づいた頃になっていました。
今年のMAが始まる頃に名古屋勢(もう一人のMAイスター)にどういう方向がいいかヒアリングしてみたところ、『これまではハッカソンが主体だったけど、もう少しワークショップ的なインプットをしっかりとやって 新規参加者を増やすことも考えたほうがいいかも?』という意見にまとまったような。 ここ数年、私もMashupAwardsのハッカソンだけでなく、ほかのハッカソンにも出ていますが、ハッカソン運営側の共通の課題として新規参加者をどうやって増やしていくかについては、 大きな課題になっているような雰囲気を感じていました。
また、ここ1年ぐらいの方向性としてはハッカソン自体が少し変わってきているのかなと。大きな企業さんのコンテスト内を一定期間で開催し、そのポイント・ポイントで地域による ハッカソンを開催するそんなところでしょうか。これは「ある程度ジャンル縛り」(企業さんが開くものなので当たり前なんですが)のあるものが増えてきたのかなと感じる反面、 具体的なモノを対象にする分インプットがある明示程度しやすく、新規参加者への環境づくりにはいいのかもなあという印象を受けています。あと地域にその技術のコミュニティを育てる効果もあります。 (今年で言うとAmazonさんやAlexaやLINEさんのコンテストなど)
ということで今年の名古屋のハッカソン予選は「Mashup名古屋ハンズオン&ミニハッカソン2018」という形にしてコミュニティでやっているハンズオンを中心にアイデア出しのあたりを行って MashupAwardsの作品締め切りに向けて動いていこうとするイベントに舵をきることにしました。ただ…開催を決めたスケジュールでは他のエリアでもMashupAwards関連のハッカソンが開催されているので 運営をお願いすることはかなり難しい状況ではありました。そのため、他の地域はどちらかというと地域コミュニティが運営をする感じ。名古屋もコミュニティでやるしかないのか…という感じ。
この時点の気持ちを端的に述べるとすれば「運営、正直やべー」
とはいえ、ここでなくすのは残念かなあという気持ちもあり、今年は自分がファシリテーターをしようということに決めました。
当日のトラブルなど…
- 名古屋工業大学さんの会場をお借りしたのですが、土曜日にやっているはずの学食がやっていない…(夏休み中だった)
- 近くにある飲食店が火災のため、修繕中だった。(12月10日現在修繕は終了していました)
- 開催日あたりで台風24号が接近
というように予想外のことが結構多くありました。特に台風に関しては開催中も他のハッカソンを行う会場などが2日間の開催日程を短縮する措置をとっていたりと、 1日目には名古屋までは結構遠い位置にあったのですが中止するなども、天気や交通情報をにらみながら行っていくことような状況でした。 2日目は鉄道の運行がとまるということが早朝の段階でわかったので、今回は1日だけの開催となってしまいました。
ファシリテーターを体験してみて
今回初めてハッカソンのイベント(ミニイベント)ですがをやってみたのですが、やっぱり大変でした。
自分のやってみた感想としては
- 結構プレゼンを作ったつもりでもなかなか手が回らないことが多い
- 初参加の人には話をしても、それだけではなかなか通じないことが多い
- MashupAwardsは属性が多種多様。いつも参加している人からみると普通と思うようなことでも「?」という表情をされることもある
- 参加者アイデア出しがなかなかできなくて、進行がなかなかうまくいかない
- ファシリテーターは参加者の不安そうな表情を見てると参加者にも不安がうつる
心が折れるとまでは行きませんが、なかなか難しい役割だなと思います。
ただ、今回はあまりハッカソンに来ていないような方と数回参加しているという方がいたのである程度バランスが取れた形になったかなということや ワークショップなどがあれば教えてほしいなど話も伺うことができたので、成果としては少しはあったのかなと終わってから少しホッとしています。
終りに
地方ではハッカソンなどのイベントはなかなか開催数が少ないと思います。(多いところもあるけど) 参加するという選択肢以外にも、運営を行ったり、ファシリテーターのようなことをやるというのも面白いかもしれません。 特に運営などを経験するとまた違った視点になれて、プロダクトの作成などのコツなどを学べるのは割といい経験になるかなと思います。
大変だ大変だという感じで内容を書いていた感じもありますが、人とのつながりを感じることのできるのはMashupAwardsのイベントでは特に感じるところです。 たぶんそれは出品される作品がノンジャンルであることや自分のこだわりをそのまま突き通すことのできる土壌があるからなのだと思います。
みなさんも機会があれば、ハッカソンの運営などに協力してみてはどうでしょうか?
ボヤキ
思うように時間が作れなくて、作品も作れなかったなあ…。 今年一番すごいと思ったパッションはこれです。
来年はこれに勝てるプロダクトを作りたいです!