Raspberry Pi Imagerのバージョンが1.6になって便利機能が増えたようです!

以前のエントリでRaspberryPiの初期設定はまだまだ簡単にできるよという内容を書きました。

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これで初期設定も簡単になったと非常に喜んでいたのです。そんな中RaspberryPiのSDカードなどにOSイメージを書き込むツールRaspberry Pi Imagerのバージョンが1.6になったよという情報を教えてもらいました。実はこのバージョンにはアドバンスオプションがついていて起動時の設定をImagerで書き込む際に設定してくれるというものでした。MAXさん情報ありがとうございます。

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www.tomshardware.com

うほ、こりゃやべー。初期設定かもっと簡単になるぞ。ってことで、今回はRaspberry Pi Imagerのメニューを確認してみます。

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Wordでメイリオフォントを使っていて困ること

仕事で毎回困っているWordのメイリオフォントのお話です。毎回調べてやっているので自分の備忘録としてメモに残します。

フォントを変更しただけなのに行間が広すぎだよ

Wordで作業をしているとフォントをゴシックっぽくしたいのですが、デフォルトの游ゴシックやMSPゴシックはいやだなあと思って変えようと思うのですが、メイリオに変更すると行間が広くなりすぎ問題が発生します。そういうときに手っ取り早くメイリオUIとかに変えて回避とかもするのですが、根本的には対処療法的に回避しかしていないので、フォントサイズによっては回避できないことも多々あります。

(例)

デフォルトの游明朝フォントから

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メイリオフォントにすると行間が広がってしまいます。

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Raspberry Pi OSインストール時の初期設定はまだまだ簡単にできる

このブログ、RaspberryPiのネタを書くときに少なくとも2回ぐらいは再インストールしていることが多いです。そんな中、少し前にネットでZennをみていたらソラコムのMAXさんの以下のような記事を見つけました。

zenn.dev

自分もRaspberryPiをよくインストールしては削除するといったことをやっていますが、設定に関しては結構短縮できるように努力はしていましたが、そこまでの省力化はできておらず、手作業がかなり残っていました。そんな中、先程の情報からraspi-configコマンドに-nonintオプションを使用することでメニュー操作をすることなく設定できることを知りました。

通常は以下のようなことを毎回やっていました。

  1. SDカードメモリへRaspberryPi OSのイメージを書き込み
  2. SDカードの/bootへ``ssh```という名前の空ファイルをコピー
  3. SDカードの/bootへ無線LANの設定ファイルwpa_supplicant.confをコピー
  4. SDカードを挿してRaspberryPiを起動
  5. raspi-configでの設定(ここで再起動される)
  6. apt関連のパッケージの設定

ここで一番面倒だったのは、ユーザ操作が必要なraspi-configでの設定でした。この部分がかなり省力化できるのであれば、aptでのパッケージ設定に関してもスクリプト化してしようかなと思ったわけです。

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【RaspberryPi】WEBサイネージ化してみる(縦向きモニタ編)

以前のエントリでは余っていたRaspberryPiを簡単にWebサイネージ化してみよういう内容を書いてみました。

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結果は非常に簡単にサイネージできた!めでたしめでたしとなりました。

その後、実は縦向きディスプレイのサイネージ化したかったのですが、その時に使用したFullPageOSを使用した方法では、ディスプレイの縦向き表示ができないということが判明しました。これでは要求が達成できない状況です。個人的な意見ではありますが、縦向きのディスプレイにすると情報量がかなり増える印象です(ポスターのような使い方・レイアウトができるメリットを感じています)。また、YoutubeTwitterといったタイムラインの表示の情報が表示しやすいといった利点もあります。自分がやりたかったのはYouTubeLiveのコメント欄を簡単に表示してくれるようなサイネージができないかと考えていました。

今回は、前回のものと比べると手順がかなり多くはなるのですが、縦向きディスプレイにも対応できるようにRaspberryPiを使用したサイネージを作ってみようと思います。まだまだ、内容的には足りないところもでてくると思いますが、出てくる都度に追記できればと思います。

今回は余っているRaspberry Pi 3Bと最新のRaspberry Pi OSを使用します。

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また、RaspberryPiを起動するとデフォルトユーザ(pi)でXのログインを行う設定(なにもしないとその設定になっています)とし、デフォルトユーザのパスワードは変更するという前提で行っています。

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RaspberryPiでZoomアプリが動作するか試してみた

以前、RaspberryPiZoomをつかってみようというようなエントリを書いてみましたが、そのときはWebブラウザ経由での利用をしていました。その他の方法ってないのかなとは思っていました。今更ネットを検索していると、RaspberryPiからでもアプリ版のZoomがつかえるというような情報を見つけました。そこで今回はそれが本当に可能なのかと検証してみることにしました。

参考

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2通りの導入方法を見つけることができたので、2つとも試してみたいと思います。2つとも実はRaspberryPi上でx86エミュレータを動作させて、その上でアプリ版のZoomを動作させるというものです。そのエミュレータbox86というもので、以下のような記載があります。

Box86を使用すると、ARMなどのx86以外のLinuxシステムでx86 Linuxプログラム(ゲームなど)を実行できます(ホストシステムは32ビットリトルエンディアンである必要があります)。

参考

github.com

ではやってみましょう。

環境

今回使用したのは環境は以下になります。

  • RaspberryPi 4B
  • RaspberryPi OS Desktop(2021.01.11リリースバージョン)

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マイクはUSB接続、スピーカーはPin接続(アナログ)を使用しています。ALSAからの仕様に関しては事前に行っておいてください。

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