Raspberry Pi OSインストール時の初期設定はまだまだ簡単にできる

このブログ、RaspberryPiのネタを書くときに少なくとも2回ぐらいは再インストールしていることが多いです。そんな中、少し前にネットでZennをみていたらソラコムのMAXさんの以下のような記事を見つけました。

zenn.dev

自分もRaspberryPiをよくインストールしては削除するといったことをやっていますが、設定に関しては結構短縮できるように努力はしていましたが、そこまでの省力化はできておらず、手作業がかなり残っていました。そんな中、先程の情報からraspi-configコマンドに-nonintオプションを使用することでメニュー操作をすることなく設定できることを知りました。

通常は以下のようなことを毎回やっていました。

  1. SDカードメモリへRaspberryPi OSのイメージを書き込み
  2. SDカードの/bootへ``ssh```という名前の空ファイルをコピー
  3. SDカードの/bootへ無線LANの設定ファイルwpa_supplicant.confをコピー
  4. SDカードを挿してRaspberryPiを起動
  5. raspi-configでの設定(ここで再起動される)
  6. apt関連のパッケージの設定

ここで一番面倒だったのは、ユーザ操作が必要なraspi-configでの設定でした。この部分がかなり省力化できるのであれば、aptでのパッケージ設定に関してもスクリプト化してしようかなと思ったわけです。

続きを読む

【RaspberryPi】WEBサイネージ化してみる(縦向きモニタ編)

以前のエントリでは余っていたRaspberryPiを簡単にWebサイネージ化してみよういう内容を書いてみました。

uepon.hatenadiary.com

結果は非常に簡単にサイネージできた!めでたしめでたしとなりました。

その後、実は縦向きディスプレイのサイネージ化したかったのですが、その時に使用したFullPageOSを使用した方法では、ディスプレイの縦向き表示ができないということが判明しました。これでは要求が達成できない状況です。個人的な意見ではありますが、縦向きのディスプレイにすると情報量がかなり増える印象です(ポスターのような使い方・レイアウトができるメリットを感じています)。また、YoutubeTwitterといったタイムラインの表示の情報が表示しやすいといった利点もあります。自分がやりたかったのはYouTubeLiveのコメント欄を簡単に表示してくれるようなサイネージができないかと考えていました。

今回は、前回のものと比べると手順がかなり多くはなるのですが、縦向きディスプレイにも対応できるようにRaspberryPiを使用したサイネージを作ってみようと思います。まだまだ、内容的には足りないところもでてくると思いますが、出てくる都度に追記できればと思います。

今回は余っているRaspberry Pi 3Bと最新のRaspberry Pi OSを使用します。

f:id:ueponx:20210305222100p:plain

また、RaspberryPiを起動するとデフォルトユーザ(pi)でXのログインを行う設定(なにもしないとその設定になっています)とし、デフォルトユーザのパスワードは変更するという前提で行っています。

続きを読む

RaspberryPiでZoomアプリが動作するか試してみた

以前、RaspberryPiZoomをつかってみようというようなエントリを書いてみましたが、そのときはWebブラウザ経由での利用をしていました。その他の方法ってないのかなとは思っていました。今更ネットを検索していると、RaspberryPiからでもアプリ版のZoomがつかえるというような情報を見つけました。そこで今回はそれが本当に可能なのかと検証してみることにしました。

参考

uepon.hatenadiary.com

2通りの導入方法を見つけることができたので、2つとも試してみたいと思います。2つとも実はRaspberryPi上でx86エミュレータを動作させて、その上でアプリ版のZoomを動作させるというものです。そのエミュレータbox86というもので、以下のような記載があります。

Box86を使用すると、ARMなどのx86以外のLinuxシステムでx86 Linuxプログラム(ゲームなど)を実行できます(ホストシステムは32ビットリトルエンディアンである必要があります)。

参考

github.com

ではやってみましょう。

環境

今回使用したのは環境は以下になります。

  • RaspberryPi 4B
  • RaspberryPi OS Desktop(2021.01.11リリースバージョン)

f:id:ueponx:20210305222100p:plain

マイクはUSB接続、スピーカーはPin接続(アナログ)を使用しています。ALSAからの仕様に関しては事前に行っておいてください。

続きを読む

【RaspberryPi】Minecraft Serverを手軽に設定する

以前、WSL2環境のDockerなどを使ってMinecraftのサーバを構築してみましたが、結構面倒な作業が多かったのでさすがにこれでは実用性が厳しいなと思っていました。お金を書けないのであればこれぐらいの作業は仕方ないとも思っていました。

参考 uepon.hatenadiary.com

そんな中、以下のような情報をみつけました。

www.balena.io

balenaCloudというサービスを使うことで、RaspberryPi環境のMinecraftServerのイメージを作成できるという内容でした。手順はかなり簡単なものだったので、今回はこちらの情報をもとにMinecraftServerを構築してみることにしました。

以前までよく使用されていたetcherという名前のSDカードの書き込みアプリは、現在balena etcherと名前が変更になっているので、その印象がある方も多いと思います。

RaspberryPiを使うのであれば、手順もかなり少なく(ほぼワンクリックに近い!)構築できるのでかなりお勧めです。特に構築時にネットワーク設定ができる点、起動すればサーバープロセスも自動起動する点がお勧めポイントになります。あとこのイメージはVanillaサーバ(素のイメージ)ではないのでModやPluginも使えるみたいです。(Pluginしか試していませんが)

注意点としては、Raspberry Pi 4B 1GBモデル以上のメモリ搭載が動作推奨となります。

続きを読む

デル アンバサダープログラムに当選したのでゲーミングPCのレビューしてみました(その5)

デル アンバサダープログラムに当選したのでゲーミングPCのレビューしてみましたとしていたエントリもついに完結。PCのモニタレンタルの期間は2月いっぱいということだったので、すでに(2021.02.26)返却いたしました。

ゲームをほとんどするというわけでもないのに、高性能のGPUの乗ったゲーミングPCをモニタする機会に恵まれたというのに…全くゲームをしない(インストールはしましたがベンチマーク起動しかしてない)という呆れた状態でした。デルさんごめんなさい。

流石にこれではということで、申し訳程度にゲームをインストールしてみました。まあ、内容ははっきり言ってないです。

自分はゲームはSTEAMでやる派なので、今回もSTEAMをインストールするのですが、いままでやっていたゲームはほとんど3D性能を使用しないようなものばかりです。STEAMでは以下のようなゲームをしていました。

  • ダンガンロンパシリーズ
  • Zero Escape
  • レイジングループ
  • Bloodstained(ブラッドステインド リチュアル)
  • Hollow Knight(ホロウナイト)
  • Blasphemous(ブラスフェマス)

DARK SOULSは購入はしているのですが、時間がとれなくてやれていません。今回のGPUはかなりの強つよスペックなので、今までやれてなかったようなFPSゲームにちょっとだけ体験してみました。

FPSゲームやってみました

今回やったのは無料でできるというApex Legendsを体験しました。

f:id:ueponx:20210225212754p:plain

基本、とっさの操作が苦手な感じなのでやったことないです。昔やったにたようなゲームだとQuakeかな。20年以上前なのでほとんどやったことないレベル。

f:id:ueponx:20210225212800p:plain

かなりゲームサイズが大きいので4時間ぐらいダウンロードにかかりましたが、無事にダウンロードが終わって起動していきます。

f:id:ueponx:20210225212837p:plain

設定をすべての設定を最高設定(HD)起動します。

f:id:ueponx:20210225212813p:plain

GPUの負荷を確認するとスタート時点では24%ぐらいの負荷になっています。

f:id:ueponx:20210225212806p:plain

スタートをするとチュートリアルがはじまるのですが…

f:id:ueponx:20210225212824p:plain

GPUの負荷を確認するとチュートリアルの落ち着いた段階では34%になっています。

f:id:ueponx:20210225212809p:plain

勧めていくと負荷は76%とかまで行きます。

f:id:ueponx:20210225212832p:plain

もっとやりたかたのですが、操作中に酔ってしまったのと操作がうまく行かない(多分、同時押ししないとうまくいかない操作が多い)ので今回はここまで。fpsに関しては144fpsぐらいがでていましたし、画面のカクつきもなく快適なプレイができました。144fpsの表示ができるモニタがあればかなりきれいなのかも。

おわりに

ゲーマーではないのであまり大したことが書けませんでしたが、スペックがスペックだけにかなりいい体験ができるのかなと思います。

ちょっと難をいうとすれば、ファンが結構唸りを上げて大きな音が出ていた点ではないでしょうか。ファンコントロールまでは調べられていないのですが、BIOSなどでは設定はなかったのでAlienwareの付属アプリで設定できるのかもしれないのですが、時間なくて調べられなかったです。

個人的な意見ではありますが、ゲーミングノートPCの弱点は小型化を計ることで、排熱がかなりむずかしくなるという点になります。そのため、本体がかなり熱くなるのが弱点だと思います。ファンクションキーの上の方が熱くなりすぎて触れないというような現象もありました。(GTX1080などの世代のもの) Alienwareではファンとエアフローを重視した作りになっているのでほとんどの場合にはそんな状況にはなりません。唯一そんな状態になるのはWindowsのUpdateが処理されているときだと思います。

ただ、ゲームを行う場合には設定によってはFANがすごい回転数で回るためファンの風切り音がゲームをするうえではかなり問題になりそうです。本気でゲームをするなら、ノイズキャンセリングイヤホン必須かもしれません。素直にデスクトップというほうがこの問題は解決するのかもしれません。

ちなみに、FPSでないゲームで3Dをバリバリ使うものがDOAとかかなーと思っていたのですが、さすがにテストのために購入するのは、できなかったので無料プレイのできるDOAXVV(ビーチバレーのあれ)をプレイしてみました。柔らかエンジンの機能もONにできるそうなのでそれもどうなのかなという冷やかしでのテストでしたが…

f:id:ueponx:20210224224028p:plain

設定は最高設定(HD)で行ってみました。

f:id:ueponx:20210224224033p:plain

思った以上になめらかに動きますね。Alienwareでは全く負荷にもなっていないようです。結構普通の人間が動いているように錯覚できるので、技術ってすげーなという感想で今回は閉じたいと思います。

今回は本当に内容がなかった…

/* -----codeの行番号----- */