【RaspberryPi】ネットワークインターフェースに複数のIPアドレス設定する

LAN内にあるデバイスがLAN内のポート80にのみアクセスができるようなものが存在します。そのポート自体の変更はできないので、アクセスされる側での対応を求められます。ただ、80番ポートはHTTPで使用されることも多いので、できれば開けておくことができれば後々便利かもしれません。そこでいろいろ調べてみたのですが、Linuxなどではネットワークインターフェース(以降NIC)に複数のIPアドレスを設定する(セカンダリIP)ことができるようです。

今回はRaspberryPiの無線LANNIC(WLAN0)へセカンダリIPを設定し、ポートフォワードを行ってプライマリIP側の別のポートで受信待ちをしているプロセスに処理をさせようと思います。

今回の設定を図に表すと以下のようになります。

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【RaspberryPi】HDMIカメラ化する

最初に公開してから、若干追記を行いました。

最近、知り合いとコロナ禍の配信界隈で大人気BlackmagicさんのATEM miniの話になって、HDMIで接続するカメラ高いよね~という話で盛り上がりました。

通常の使用を考えると3つぐらいの入力はなんとなく想像できるのですが、どんなものを映像ソースとしてしようしているのかなと興味はあります。(PC画面、手元、全景ぐらいかなと思うのですが)YouTuberの方々がよく使用されているデジタル一眼レフHDMI接続し、それを入力ソースとしてしようすることも考えられるのですが、そこまで気合をいれるというのも価格的には厳しいので、Raspberry Piをカメラ化できると嬉しいよねという話になりました。古いiPhoneがあるなら、それを使ったほうが画質はいいのかも?というのはやめておきますw

今年に入ってRaspberry Pi High Quality Camera RPI-HQ-CAMERAが公式から発表されたこともあるので、これを使用すればかなりの画質の向上も望めます。

www.seeedstudio.com

CSI接続のカメラをHDMI化するモジュールもでているそうなのですが、そのままHDMIの画面をスイッチャーに入力すればもう少し安くできるよねという話になったので、その検証をとなります。

既に、そのときに話をしていたSeeedの中の方が行っていますが、現状機材のない自分はとりあえずできるところまでやってみることにしました。以下のエントリーとほぼ同じですので以下を先に見てから、余談程度にみてもらえるといいかなと思います。

lab.seeed.co.jp

参考エントリーと異なる点としては

  • ATEM miniはないのでHDMIキャプチャデバイスで代用(到着まち)
  • RaspberryPiHQカメラがないのでRaspberryPiカメラV1.3で代用(到着まち)
  • RaspberryPi Zero用の変換フレキシブルケーブルがないのでRaspberryPi3Bで代用(到着まち)

これぐらいの制限付きで行っています。手元にものが揃えばRaspberryPi Zeroでも大きく変更なく実現できるかと思います。他にもRaspberry Pi2が手元に余っていれば、HQカメラモジュールをつけると有効利用できるのでは?と思います。

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【RaspberryPi】でZoomを使用する事ができるか?

まえまえから気になっていたので、試してみたという内容のものです。

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結構古いPCでもZoomは使用できるのですが、RaspberryPiで参加することができれば、PCの画面を専有しないので カンファレンスっぽいもの(自分が話さない前提)の場合は有効に使えるんじゃないかなと思いました。

スペックとしてはタブレットなどでも使えるZoomRaspberryPi 4Bであれば問題なく使えるのではないかと思っての実験となります。

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またか…USBメモリが壊れた!プチ復活への道のり

既に言わずともわかると思いますが、実際に行う場合には自己責任でお願いいたします

また、手持ちのUSBメモリが認識できなくなりました。認識できなくなったというのはちょっと微妙で、PCに挿すとエクスプローラー上ではドライブが認識できるのですが、書き込むこともプロパティを見ることもできないという状況でした。

この状態になって、あーこれはパーティションテーブルが壊れたかなと思いました。ですが、該当のUSBはデータ専用に使っていたので、フォーマットを行うこともなかったので、なんで壊れたかなという疑問がでてきました。こういう手合は大概RaspberryPiあたりに挿してパーティションテーブルを復帰させてしまえば治るだろうと思ってやってみたのですが、認識することはありませんでした。というかdmesgコマンドでも途中までの認識をするのですが、ストレージとしての認識ができませんでした。

本格的に壊れてしまったのかも…と思い今度は物理フォーマットツールを使ってみたんですが、そもそもストレージとして認識されないので実行もできない状態でした。

捨てるか…そんな状態から始まる今回のエントリーになります。

ちなみに今回使用したUSBメモリはこちらになります。もう購入できないものです。

復旧できるのか?

基本自分の中ではもう使えないんだろうなと思っていたので、分解供養することにしました。

分解するとこんな感じでした。ネジなどはないので、プラスチックのカードなどを使ってこじ開けます。もう2度と元には戻らない感じですけどね。

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コントローラーはSM社のSM3255Q ABというチップが使われていて、メモリはSAMSUNGのものが使われていました。基板をみても原因となりそうな部分はなく、チップ系のトラブルかなというところでしょうか。

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コントローラーチップの部分を拡大するとこんな感じ。

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廃棄しようと思っていたのですが、YouTubeの修理系の動画を見ていたらコントローラーチップ名とMPToolを検索ワードにしてググってれば復旧するようなツールが出てくるという話が載っていました。

そこで、検索してみると…以下のようなサイトを発見しました。

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見るからに怪しい…一か八かでダウンロードして使用してみることにしました。(既に言わずともわかると思いますが、自己責任でお願いいたします

サイトの下に行くとコントローラーチップごとのツールのダウンロードリンクがあるので、新しいバージョンのものをダウンロードします。

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ダウンロードすると以下のようなrarファイルが入手できます。

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これを展開するとこんな感じのファイル構成になっています。この中のsm32Xtest.exeという実行ファイルを起動します。

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起動するとこんな感じ。該当のUSBメモリをPCに挿して、【Scan USB(F5)】ボタンをクリックすると、

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UI上にUSBメモリが認識されます。今回挿したUSBポートはPORT1だったようです。READYの表示がでたら、【Start(Space Key)】ボタンをクリックしてメモリのテストを行います。ボタンの表示は崩れていますが、問題なく機能します。

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テストを行っていくのですが…

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Windowsからのフォーマットするかといったダイアログメッセージが表示されて、チェックは失敗してしましました。ただ、これまではフォーマットすらできない状態だったので、状態は少し前進したともいえます。ダイアログで【ディスクのフォーマット】ボタンをクリックすると

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ディスクフォーマットのダイアログが表示されました。勝ったかも!

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FAT32で通常フォーマット(クイックフォーマットのチェックをOFFにします)をかけてみます。

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問題なくフォーマットが完了できました。\(^o^)/

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Windowsのディスク管理ツールからも、ドライブレターだけでなくディスク構成もちゃんと見えています。(今回はDドライブとして認識)

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念の為、どこかのセクター(?)が死んでいるのかもしれないと思ったので、チェックディスクをかけて見るのですが、問題は検出されませんでした。

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フリーのEaseUS Partition Master 14.5を使ってディスクのチェックを行ってみますが、同様に問題は検出されません。 (ダウンロードリンクは以下となります)

jp.easeus.com

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ちょっと原因がわからないですが、うまく復帰はできたようです。以前入っていたファイルに関してはフォーマット時に削除されていますが、 使えないよりはましでしょう。

おわりに

今年に入ってからUSBメモリが壊れるのでは3回目かも…。使用回数のリミットもあるデバイスなので、ある程度きたらリプレイスするというのが一番いい解決法なのかもしれません。復活をした該当のUSBメモリもいつ壊れてもおかしくないと思うので、重要なデータを入れるのではなく、データの入れ替えで仕方なくしようするというレベルにとどめて置こうかなと思います。

コロナウイルスの関係で自分もYouTubeを見ることが多くなったのですが、一番良く見るのは修理系動画です。修理系動画をみているとふと分解したくなるのは自分だけなんでしょうかね。外出自粛期間中に分解用の工具も結構購入してしまった様に思います。でも分解のテクニックや方法がわかるので割と情報が得られるので助かります。

参考

uepon.hatenadiary.com

uepon.hatenadiary.com

【RaspberryPi】Node-REDからAlexaを発話(TTS)させる

そろそろ、Node-REDを使ってalexaを発話させてみたいなと思いました。家にはかなりのスマートフォンの第一世代があるのですが、全部つけてしまうと部屋よりも多いのでさすがに部屋に積んであるといった状態です。Node-REDで使用できると、色々な連携もできますし、先日アマゾンさんのSmartPlugも購入したこともあるので、このあたり連携できると面白いなんて思っています。

以下を参考にしながら作業を行いました。参考にしたエントリは完成度が高いので、基本的にはこのリンク通りに行うのであれば問題はなく動作できます。このエントリを読み飛ばしても大丈夫かなと思いますが、うまく行かなかった場合のみてもらえればと思います。

qiita.com

dream-soft.mydns.jp

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