【RaspberryPi】つよつよなCooling Fanを装着してオーバークロックにチャレンジ!

前回のエントリでRaspberryPi4BのCPU温度を可視化しました。そこで使用したつよつよヒートシンク+FANであるICE Tower CPU Cooling Fan for Pi 4を使用しました。 非常にすごい冷却性能で、80℃まで上昇していたCPU温度を50℃程度まで抑えることができました。 で、先のエントリでかけなかったことをちょっと書いてみたいと思います。

ICE Tower CPU Cooling Fan for Pi 4(以下ICE Tower Fan)の情報はこちらになります。

jp.seeedstudio.com

このファン自体の性能は既に分かっていますが、ベンチマーク時以外ではどのような冷却性能があるかわからないので、これもグラフ化してみます。

また、CPUのクロックの状態も以下のコマンドで取得可能です。そこで、Node-REDで作成したダッシュボードにこの値も表示する様にします。 負荷がない場合にはCPUのクロックが下がり、負荷があるときにはクロックがアップするようになります。

 $ vcgencmd measure_clock arm
frequency(48)=600169920

以下はRaspberryPi4で取得した値になりますがRaspberryPi4Bではアイドル時には700MHz程度になり、負荷がある場合にはクロックが1.5Mhzまで上昇する様になっています(非オーバークロック時)。

f:id:ueponx:20200514125400p:plain

Node-REDのフローは以下のようにしています。このエントリの一番下に出力したJSONをおいておきます。

f:id:ueponx:20200514125130p:plain

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【RaspberryPi】Node-REDでCPU温度の可視化を行ってみる【後編】

【前編】に引き続いてNode-REDでCPU温度を可視化を行っていきます。

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【前編】では以下の作業を行いました。

  • RaspberryPiのCPU温度設定を取得
  • Node-REDのDashboardノードのインストール

【後編】では以下のようなことを行っていきます。

  • Node-REDのフローを作成しDashboard
  • Raspberry Pi 4Bに負荷をかけて温度変化をみる
  • Raspberry Pi 4Bに熱対策を施してどれぐらい違いがあるかをみる

【参考】

uepon.hatenadiary.com

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【RaspberryPi】Ubuntu20.04LTSをRaspberry Pi 4Bにいれたら異次元スピードだった

すみません。ちょっと言い過ぎた感じかもしれません。

ようやく手元にRaspberryPi4Bが届きました!

f:id:ueponx:20200511085709j:plain

以前はRaspberry Pi 3B(以下3B)にUbuntu20.04LTSをインストールしてみましたが、ようやくRaspberry Pi 4B(以下4B)を入手することができたので、そちらにもインストールして動作を体感してみました。CLIのインターフェースであれば、3Bでも全く問題ない速度の動作ですが、Xを使用する場合にはやっぱり無理だよね~となってしまいます。そこで4BではCLIもXも含めて体感どの程度違うのかを試してみました。

3Bへのインストールに関しては以下のエントリを御覧ください。こちら手順同様に4Bにもインストールを行っています。

参考

uepon.hatenadiary.com

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【RaspberryPi】Node-REDでCPU温度の可視化を行ってみる【前編】

先日までRaspberryPiにUbuntuをインストールしていましたが、作業中CPU温度がかなり高くなっていたので、その温度を可視化することができないかなと思いました。 折角なのでその値をNode-REDで表示・可視化させてみます。ちなみに今回は計測するOSはRaspbianで行っています。

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こんな感じで可視化したい。

f:id:ueponx:20200509230922p:plain

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OSインストールに使ったメモリカードが遅かったので改めてベンチマークをとってみた

Twitterのタイムラインをみていたら以下のような情報を見かけました。

ちょうど同じタイミングでRaspberryPi 3BにUbuntu20.04LTSをインストールしていたということもあったので、インストールという名の動作検証でOSイメージをUSBメモリやSDカードに書き込むといった作業していて、割と時間がかかるなと思ったりしていたので、手持ちのメモリのスピードを測ってみようと思いました。

CrystalDiskMark 7.0を使用しています。

ストアから

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公式サイトから

crystalmark.info

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