USBメモリのトラブルになく頃に【解】

(2021.05.13追記) この件はUSB3.0のコネクタの構造が関係するのですが、それについては以下の情報も参考になります。 news.yahoo.co.jp

昨日の書いたエントリ「トラブルだらけのUSBメモリ、問題の症状は予想できないものだった!そんなことあるの?」でしたが、原因がようやくわかりました。

uepon.hatenadiary.com

以前のエントリーを書いたところ、Facebook経由で以下のようなご意見を頂きました。ありがとうございます。

USB 3.0対応デバイスってことはコネクタ内のピン数が多いと思うんですが、3.0系のピンが接触不良起こしているという可能性はどうでしょう?

やっている最中は全くUSBの規格を考えていなかったのですが、USB3.0からピン数が増えていたんですね。このコメント頂いて少し思い出しました。 タイプBのオスコネクタを見たときにはピン数が増えているなあと思っていたのですが、その後タイプAのコネクタばかり見ていたのですっかり 頭から抜け落ちていたようです。

タイプAのコネクタのピン形状のわかりやすい図がなかったのですが、以下のサイトの図が非常にわかりやすかったです。

https://www.kokukagaku.jp/Cafe/bits%20of%20knowledge.htm#Vol.15www.kokukagaku.jp

USB2.0のピンの後方に5本のピンが控えています。これで互換性を保っていたんですね…。だから、USB3.0で認識しなくてもUSB2.0では認識する。

んで、該当のUSBのコネクタ部分をのぞいてみると、

f:id:ueponx:20200521234909j:plain

ぎゃあああ

「ごん、お前だったのか。」1本のピンがひん曲がっています。ピンセットを使用して治そうと思ったのですが、差し込んしまうとコネクタの中が見えなくなるので、 さすがにつまんでピンを伸ばす作業は無理そうでした。 硬いコネクタもあったので指したときにぶつかったのかもしれません。このままでは壊れた拍子に違うピンとショートしてつなぎ先のPCなどが壊れると悲惨なのでこのUSBメモリUSB2.0でも使えるのですが、封印としたいと思います。

おわりに

今回の現象を考えると、 すべてのピンが完全に使えないのであればコネクタが3.0であっても認識してくれるとは思うのですが、中途半端に使えるピンがあるため、USB3.0バイスとして認識しようとしていて、認識がNGとなったということでしょうか。

このUSBメモリは800円ぐらいで購入したものなので、そこまで金銭的なダメージはないのですが費やした時間を考えるとかなり痛い感じです。

今後発売されるPCではUSB3.0以上のみのコネクタのものだけになっていくはずなので、USBメモリが認識されていないようであれば以下のような対応が良いのではないでしょうか。もう、ピンが物理的に故障してしまうと互換性ってないのと同じかも?

  1. コネクタ部を確認
  2. ピンがやられていたら、USB2.0ハブ経由でアクセスして、必要なデータをバックアップ(変にショートしたら嫌なのでハブ経由がいいかと)
  3. USBメモリは封印・廃棄

流石にコネクタがやられているとは思いませんでしたが、いい経験になりました。 でも、これ高いUSBメモリだったらやってられないだろうな~。 SanDiskのUltraFitに関しては熱問題がなければかなり気に入っていたので、次回もSanDiskのものを買おうかなと思っていますがUltraFit以外にしようかなと思います。

参考

uepon.hatenadiary.com

uepon.hatenadiary.com

トラブルだらけのUSBメモリ、問題の症状は予想できないものだった!そんなことあるの?

何日か前に書いていた「OSのインストールをしすぎてWindowsからアクセスできなくなったUSBメモリを復活させた話」というエントリですが、正常に復帰したと思ったのですが、ちょっと挙動が違っていたようです。

関連

uepon.hatenadiary.com

続きを読む

【RaspberryPi】Android化計画

RaspberryPiもAndroid化できるという噂を聞いていたので、今度はAndroidをインストールして様子をみたいと思います。ChromiumOSが高速でもなかったのでAndroidも期待はできない感じですが、状況を見るのはいいかなと思います。最近はOSのインストールばかりやっていますが、OSをインストールをするのは楽しくはないのですが、興味があるのでやっているという感じでしょうか。

Androidのイメージをダウンロードする

Androidのビルドされたイメージは以下のサイトにあります。ダウンロード直リンクはやめてねという記載があったので以下のサイトに行ってからダウンロードをしてください。

konstakang.com

こちらのビルドはLineageOS 16.0 (Android 9)というものでした。Wikipediaによれば…

LineageOSはAndroidをベースとした、スマートフォンタブレット用のフリーでオープンソースオペレーティングシステムである。LineageOS Android DistributionやLineage としても知られ、カスタムROMとして非常に人気が高かったCyanogenModの後継である。

公式サイト lineageos.org

Wikipedia ja.wikipedia.org

とのことです。Androidのバージョンも9ということでPieにあたるのかな。割と新しめのものなのでどんな感じなのかは気になります。その他サイトはもう少し古いバージョンのことが多いですしね~。

バイスの対応非対応は以下のようになっています。

動作対応

  • Audio (HDMI, 3.5mm jack, USB microphones, bluetooth speakers/headsets, etc)
  • Bluetooth
  • Camera (using official Pi camera modules & UVC USB webcams)
  • GPIO
  • GPS (using external USB modules e.g. U-Blox 7)
  • Ethernet
  • HDMI display
  • I2C
  • IR remotes (using external GPIO IR modules e.g. TSOP4838)
  • RTC (using external GPIO I2C modules e.g. DS3231)
  • Serial console (using external GPIO serial console adapters e.g. PL2303)
  • SPI
  • Touchscreen/multi-touch (using official 7” display)
  • USB (mouse, keyboard, storage, etc)
  • Wifi
  • Wifi tethering

非対応

  • Hardware accelerated graphics (V3D)
  • Hardware video decoding & encoding

割と多くのものが対応されているのでちょっと期待できそうかな?

ダウンロードサイトの以下のリンクの部分からダウンロードを行います。イメージファイルはzip形式になっています。

f:id:ueponx:20200519222803p:plain

OSのイメージファイルをダウンロードしたら、Raspberry Pi ImagerMicroSDカードメモリに書き込みを行います。 Raspberry Pi Imagerは無圧縮のimgファイルもxz形式のファイルも対応しているのですが(勝手に関連付けをされてしまうのですが)、zip形式の圧縮にも当然対応していますので、そのまま書き込むことができます。これは地味に便利です。

f:id:ueponx:20200519223059p:plain

続きを読む

【RaspberryPi】ChromiumOS(ChromeOS)をインストールする

RaspberryPi 4BにもChromiumOS(ChromeOS)がインストールできるという噂を聞いたのでインストールしてみました。公式のリリースというわけではないので、使えない機能(動画再生のハードウエアアクセラレーションなど)も色々とあり実用まではまだかなととは思いつつも、ポーティングの現在の状況をみるにはいいかなと思いました。操作が軽ければ今後期待できますしね。

こちらのサイトにありました。

github.com

FydeOSという名称になるようです。Chromium to 80.0.3987.163のブランチになっています。 FydeOSは(以前はFlintOSという名前でした)、Fyde Innovationsが開発したChromiumOSをフォークしたLinuxベースのオペレーショングシステムで中国人学生向けにビルドされたとのことです。

ja.wikipedia.org

注意点としては以下のようになっています。

  • Raspberry Pi 3と4には別のイメージになっていることに注意
  • ログイン前のPi 4イメージにいくつかのグラフィックの不具合がある
  • ビデオストリーミングをデコードするためのハードウェアアクセラレーションは未サポート
  • このリリースはテストビルドであり、本番環境として使用するには、安全ではない

今回ダウンロードするバージョンはR80となっていたので、比較的新しいバージョンのビルドなのでどんな感じなのか少し期待です。

f:id:ueponx:20200518214316p:plain

続きを読む

AVerMedia CG311を購入

最近はRaspberryPi 4Bが手に入ったこともあり、OSインストールなどをやっていました、ただ、ブログを書いていると、割とキャプチャ枚数が多くなったりすることあるのでそろそろ動画で取るのもありかなということ、そして仕事的に動画を触る可能性があるのという可能性があったので、今回はお試しということでAVerMedia CG 311を購入しました。ゲーム実況向けのパッケージであるLive Streamer 311という形でしたが、割と良いマイクもついてるので、そのうちそちらも試してみたいです。

f:id:ueponx:20200517231737j:plain

かなりでかい箱ですが、一番大きいのはマイクスタンドかも?

f:id:ueponx:20200517231848j:plain

キャプチャデバイスであるCG311です大きさがかなり小さいですが、RaspberryPiと同じサイズと思っていいかなと思います。重さはかなり軽い感じで約74.5gとのことです。あとこれはハードウエアエンコード形式なので、ゲーム実況する場合には、処理遅延があるようなので、パススルー側にモニタをつけないと駄目かなと思います。(ハードウエアエンコード形式なのでPC側のスペックはあまり求められないっぽいです)USBで接続するとカメラデバイスとして認識が行われるので、ドライバは不要のようです。

スペックの詳細は以下の通りです。

www.avermedia.co.jp

f:id:ueponx:20200517231812j:plain

マイクはAM 310というもので、単品でも13,000円ぐらいするのでかなりいいものなのかも?少なくともPCに標準でついているものよりはいいものだと思います。スタンドもついていますし、USBマイクなので特にドライバなどは不要のようです。

f:id:ueponx:20200517231821j:plain

更にこのセットにはCAM 313というWebカメラもついています。正直使うかどうかわからないですが、今までもっているものよりも解像度が高いので、画質にこだわるなら使ってみてもいいかも。ただ、手元しか見せるつもりはないので、当分役割はないかな。

あと、AVerMedia CG311には標準で録画ソフトもダウンロードすることができます。簡単なことはこちらで行なえます。 アプリはRECentral(レックセントラルと読むみたい)となります。公式サイトからダウンロードできますが、日本語のサイトのマニュアルを見ると若干混乱します。

マニュアルPDFファイルをみると、検索ボックスでAssist Centralと入力すると、最新のアプリなどをインストールできるアシストツールが表示され、ダウンロードできると書いてありますが、日本語サイトには存在しません。言語設定をUSにして検索すると問題なく結果に現れます(というか、検索する前から表示されているw)。アシストツールを使わなくても日本語サイトでもアプリのダウンロードなどは可能なのですが、正直アシストツール前提のマニュアルだったのでちょっとわかりにくかったです。

日本語サイト

f:id:ueponx:20200517235614p:plain


USサイトAVerMedia

f:id:ueponx:20200517235811p:plain

こちらをダウンロードすれば大丈夫です。 USB接続をしていれば、機種判定をして必要なアプリとミドルウエアがダウンロードできます。アシストツールはダウンロードまでなので、ダウンロード後は各インストーラーを実行します。

アプリを使ってみた感想ですが、RECentralはわりと簡単に操作できますが、複雑なことはできない感じでしょうか。とはいえ、PiP(ピクチャーインピクチャー)の機能やキャプチャの画角を調節、音声のミキシングもこれで可能です。他にはOBSXSpritなどが使用できるので、細かいことはそちらを使うほうがいいのかもしれません。OBSはマイクと入力の音声を別トラックに収録することができるようなので、あとから再編集を行うのであればOBSのほうが便利。

RaspberryPiでリモートデスクトップができない状態のときのOSのキャプチャを撮ったので参考においておきます。

f:id:ueponx:20200518000544p:plain

f:id:ueponx:20200518000523p:plain

これで、OSの起動画面などもバッチリキャプチャできました。画面の写真を取ろうとすると、自分の顔が写り込んだりすることが多いので、前からなんとかしたかった機能でした。本当に購入して良かったです。ちなみにPS4やSwitchなどは持っていないのでどういう状況になるか試せてはいません。

おわりに

今回は買い物系のなので内容が軽くなってしまいましたが、いままでできなかったことが、できるようになったのは本当に良かったです。個人的な感想としては、アプリの出来も悪くないので、ちょっとだけ日本語マニュアルは直してほしいなというところでしょうか。

あとお値段ですが33,131円(2020/05/18現在)でした。セット購入だとかなりお得感あり?所詮、エントリクラスなので物足りなければ買い替えて行くでしょうし、使用しない場合に、ここまでで出費を抑えられるかなと思います。とはいうものの1080pで60fpsでキャプチャできるので、ゲーム配信とかしなければ困ることはないでしょう。

そのうち、操作の解説動画とか、動画マニュアルなんかを作っていけるといいかなと思っています。(個人的にはゆっくり実況な感じ?)

/* -----codeの行番号----- */