コロナの関係で、地方の勉強会コミュニティはかなりひっそりとした状況。 基本的にオンラインでやれば地域間の格差もないですし、移動のコストもかからないので、運営・参加者双方にとってWin-Winの状況だと思います。それはわかっているんんだけど…
自分の所属しているNode-RED UG Tokai
もコロナ前に立ち上げたもののほとんど活動できていない状況で、閑古鳥泣いてる…。
そんな中、名城大学さんで行われている「ITエンジニア育成プロジェクト」さんからお声がけをいただきまして、名城大学の学生さん向けにNode-RED
のハンズオンをさせていただく機会を頂きました。
内容は準備期間も限られていたこともあり、昨年UGで行ったオンラインハンズオンの内容の説明を初学者向けに修正して行う形式としました。
こちらのQiitaエントリーを見ながらのハンズオンとなります
内容的には以下の書籍の1章から3章の内容を説明した形でしょうか。
久々のオンライン・ハンズオン
対面形式のハンズオンなどではやはり作業をしている方々の顔や雰囲気を読み取ることができるので、話す側としては、ここが詰まっているのかなと、簡単そうだからここは説明を簡単にしようなど、対応ができるのですがオンラインで名前だけがみえるという状況はかなり対応が難しいなと思いました。自分以外のオンラインサポートをしてくれたメンバーの方もチャットで大変なのかなと思っていました。
そういえばZoomってなんで画面共有者からチャットウインドウが見にくいのだろうか…
最初は進捗をまったりしようかなと思っていたのですが、反応が薄いし、状況もわからないので途中からは自分のペースですすめてしまった感じです。最後のほうは結構早口になってしまったかなと思いましたが、小一時間で内容を完走しました。
反省点・感想
今回は受講者が学生さんといっても学年にかなり開きがあり、周辺の理解度にも差があったので、Web知ってるるだろう…、REST API
という考え方もなんとかなるだろう…、JSON形式
のデータが収受するところは図示しよう、などと事前想定をしていましたが、わりとその予想も雑だったかなと思いました。
今後は対象者がどのレベル感なのかはもう少し考えたほうがいいのかもしれません(常識かもしれないですが)。対面時のように様子がわかれば、説明時間の割り振りもできるのですが、オンラインでは事前情報が命ともいえますね。
ただ、比較的、資料を手取り足取りという感じで資料を作っていたのでハンズオンで挫折した方がいなかったのは良かったかなと思っています。
オンラインのハンズオンは、初学者から見ればスタートラインに立つハードルが結構高い印象をうけました。勉強を始めるための、スタートラインに立つ部分の需要は割とあるのかも?(それがICTリテラシーなのかも?)
私は、現在対面形式で小学生を相手にプログラミング教室をやっているのですが、オンラインとは全く違い、進捗の様子や楽しさの反応など非常にわかりやすくのですが、子供向けのオンライン授業はかなり関係値(人間関係)が出来上がったコミュニティ(学校など)または明確な目的(受験や学ぶ意欲)が存在しないと成立しにくいのかなと感じています。オンラインは否定しないけど、授業中の孤独感をどう埋めるかは大きな課題だと感じています。
本当に大学の先生方オンラインでよく心折れないなあと思いつつ、このエントリーは終わります。
今回、Node-RED
のハンズオンを行う機会をいただいた、名城大学の鈴木先生ありがとうございます。次はもっといい内容にしたいです!また、一緒にサポートをしていただいた石井さん、高尾さん、萩野さん、IBMの方々にもお礼申し上げます。