Facebookのグループで教えてもらったんですが、かなり便利だったのでプチネタになります。大したことはないかもしれないのですが覚えている自身がなかったのでメモとしておいておきます。
Chromebookはユーザアカウントに紐付くのでファイルをみるフォルダ機能から普通にGoogleドライブの内容をみることはできるようになっています。また、Linuxコンテナ内のファイルも閲覧・作業することはできます。ただ、通常ではLinuxコンテナ側からそれらのファイルはみることはできないようになっています。Linuxファイルという場所があるのでそこを経由してファイルのやり取りは可能です。
しかし、実はChromeOSの共有機能を使用すれば、Googleドライブの内容をLinuxコンテナにマウントさせる事ができます。
初期状態の確認
マウントされるポイントは/mnt/chromeosとなります。共有機能を使用する前の状態をLuinuxコンテナ側から見てみます。
初期状態ではfontsディレクトリだけが存在しています。このfontsディレクトリを使用してChromeOS側とLinuxコンテナ側でフォントファイルの共有をしてどちらがわでも使用できるようにしているのでしょう。

Linux側と共有する
ツールバーにある【ファイル】アイコンをクリックして、表示を行います。

左側のペインにある【Googleドライブ】をクリックし、更に【マイドライブ】を右クリックして

開かれるメニューから【Linuxと共有】を選択します。

すると共有確認のダイアログが表示されます。ここで【OK】ボタンを押すと共有が行われます。

そして、共有されたとトースト表示が画面下部で行われます。

これで終了です。
マウント状況の確認
先程マウントポイントになっているといった/mnt/chromeosを確認するとGoogleDriveというディレクトリが増えています。

そして、GoogleDriveの配下にある、MyDriveディレクトリの下がGoogleドライブの内容となります。Linuxコンテナから確認することができるようになっています。
アクセスするときには/mnt/chromeos/GoogleDrive/MyDriveの下にあるディレクトリへアクセスすることになります。

画面キャプチャを保存するディレクトリにアクセスしてみましたが、上記のように問題なくアクセスができるようになりました。
おわりに
ただのマウントと言ってしまえばそれまでですが、割と便利な機能だったのでメモという形で残しておくことにします。 colabratoryなどの環境からも通常のファイルアクセスと同様に簡単にできるかなと思います。