RaspberryPiでソフトウエアキーボードを使用できるようにする

自宅で作業しようとすると、本来やろうとしていたことがなかなか進められない人間なので、とあるコワーキングスペースにRaspberryPiを持参して作業をしようと思い立ちました。 ただ、少し忘れていたのはWiFiの環境が通常とは異なるので、RaspberryPiのSSIDとパスを変更しなければならないことです。コワーキングスペースによってはマウスやディスプレイを借りれるところはありますが、キーボードを借りることは「希」かなと思うので、普段使用しているRaspberryPiにソフトウエアキーボードを入れてみることにしました。この場合でも、ディスプレイがないとどうにもなりませんけど…

ただの気休めかもしれませんが、導入します。マイクロSDカードの編集ができるようであれば/boot/wpa_supplicant.confを編集する手もあると思います。

ソフトウエアキーボードmatchbox-keyboardをインストールする。

今回はソフトウエアキーボードのmatchbox-keyboardをパッケージインストールしています。インストールするとX上のメニューにも登録されるので便利です。(マウスしかない前提では起動がメニュー経由でないと痛い) 以下でインストールできます。

$ sudo apt-get install matchbox-keyboard

【インストール画面】 f:id:ueponx:20191027125341p:plain

インストール後、再度Xにログインするとメニューの【アクセサリ】のカテゴリに【Keyboard】として登録されています。

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実際に起動すると、以下のようにキーボードの刻印がになることもあります。悲しい…

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これはXのフォントが入っていないためなので、今後のことも考えてフォントをインストールしておきましょう

$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname

インストール後はちゃんと表示できています。

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キーボードの文字化けに関してはこちらのエントリーを参考にさせていただきました。 【参考】 qiita.com

おわりに

コワーキングにRaspberryPiを持っていって作業するのもそうですが、ハッカソンなど、いつもとは違う環境で作業すると荷物が多くなりがちなので、 できるだけ保険をかけて荷物を減らしたいですよね。

  • マイクロSDカードのアダプタ
  • マウス

などがあると便利かなと思います。一番いいのはマウス(タッチパッドトラックボール可)とキーボードがくっついた製品を持つことかなと思いますけどね。 探してみるとわりといい値段するの辛いですが。

スマートフォンなんかから変更する手段があるといいもなあ~。

/* -----codeの行番号----- */