部屋の掃除をしていたら、昔使っていたTVチューナーのリモコンがでてきました。なんとなく嫌な予感がしていたのですが的中。 アルカリ電池が泡吹いてました。(液漏れして結晶化といったほうがいいのかも)
しかたなく、電池を取り出してきれいにしたのですが、電池が接触しているバネ部分などは腐食しているので電池を取り替えて動いたとしても ちょっとがっかりという印象になってしまいます。せっかくなので分解してきれいにしようかなと思ったのですが、このリモコン、爪でとまっているだけなのに全然開く気配がありません。
通常であればギターピックのようなものを使用するのですが(以下の精密ドライバーセットについていたもの)、今回は隙間がかなり狭く、これでもうまく爪を外すことができませんでした。
そこで、今回は2つのものを購入してみました。一つは分解工房さんのヘラ、もう一つはKingsdun ヘラセットです。
個人的に良かったのは分解工房さんのヘラでした。かなり狭いところでも簡単にひらくことができました。個人で気にはもう少しヘラが広いタイプのものを購入したほうが便利だったかなと思いますが、今回購入したタイプでもかなり気に入っています。
iPhoneの分解にも使えるようです。
Kingsdun ヘラセットに関しては正直ピンセットでいいかな。6本セットで微妙な先端のものもあるので、もう少し本数少なくてもいいと思います。
問題なく分解できました
2つの道具を使うことで無事にリモコンは分解できました。あとは、接点部分を清掃するだけです。
拡大するとこんな感じ。紙やすりで削ってきれいにするかなあというところでしょうか。あるいは無水エタノールと綿棒できれいにする手もあるかもしれません。
おわりに
分解の心強い味方ができました。やはり道具がいいと、作業もしやすくなりますね。 毎回のことですが、アルカリ電池の結晶化は本当に困った現象ですよね…
以下のヘラのほうがお勧めかもしれません。金属部が広いので爪を取るのが便利そう。