年末もやってきたので今年も年末恒例のネタエントリになります。今回はランキング形式というわけではなく、評価がよかったなと思っているものを列挙していく形にしたいと思います。
物品・デバイス編
AnyCast
まず1点目ですが、iPhone
(iPad
)とプロジェクタや大型テレビをHDMIで接続するAnyCast
(正式名称なのかな?)機器になります。お値段は2000円~3000円程度で購入できるようなものです。
自分は仕事でiPad
の画面をプロジェクタなどで見せることにしているのですが、それまではiPad
のLightning
端子とHDMI
端子の変換コネクタを使っていました。これでも問題はないのですが、授業のようなワークショップを行うことがあるので、ケーブルでつながっているとかなり動きに制限を受けます。また、長いケーブルを使用すると変換コネクタの接続部分にケーブルの重さがかかってしまい、変換コネクタ側の接触などにも問題がありそうでした。こういったものはケーブルの捩れなどで故障する事が多い傾向があります。
今回の機器の接続は無線LAN(2.4GHz帯)での接続であり、このユニットが無線LANの親機になるため、USB接続の電源さえあればかなり多くの場所で使用できるかなと思います。最近のテレビやプロジェクタでもUSBの端子がついているようなことも増えてきてますしね。
これを導入することで、iPad
使用時のレクチャーでの動きの制約から開放されました。ただ、この機器を使用するとiPad
のネットワークが画面出力用になってしまうため、インターネットを使用することができないという制限がでてくるので、痛し痒しといった状況もでてくるかもしれません。ケーブルも10mぐらいのものになると同価格帯かなと思いますので、このあたりは選択になるのかなと思います。
インターネットの接続に関しては注意も必要ですが、iPad
のローカルな環境下でのプレゼンを行うのであれば、この機器はおすすめかもしれません。第一長いHDMI
ケーブルを持ち運ぶのも大変ですし。
AfterShokz OpenMove
AfterShokz
さんの骨伝導イヤホンになります。自分の周りでも愛用者が多く、一度使ってみたいなと思っていたのですが、値段も割といいお値段(自分が使用しているものの倍ぐらいの価格帯)だったので購入を控えていました。そんなときにAmazon
のセールで少し値段が安くなっていたこともあり購入に踏み切りました。現在は10000円程度、セール時7000円になっていました。
以前から、骨伝導イヤホンにはかなり興味があったのですが、そのときに購入したものは正直失敗してしまったなあとレベルだったのですが、今回はつけてすぐに気に入りました。音声の明瞭感がよくZoom
などの会議でも問題なく使えるというレベルでした。これまではカナル型のイヤホンを使用していたので夏などは汗などで耳が蒸れることを気にしていましたが、こちらは耳自体は覆わないためそのような心配も不要。その上、周りの音も聞こえるので危なくありません。
メガネをかけていることもあり、フレームはどうなるかなと思っていましたが。そこまでの邪魔にならないというもの嬉しい点です。メガネをかけていても邪魔にならないというと言いすぎかなと思いますが、ほぼ気にならないというレベルだと思います。
こちらは会社で使用するものにしてしまい。家用で使うようのものも追加購入してしまいました。今年の一番のいい買い物だったかもしれません。
注意点としては、音楽を聞くためのものではないということでしょうか、音の品質がどうという方は素直に骨伝導ではないものを購入することをオススメします。
自分は難聴気味、あと老化により質がわかるほどの人間ではないのでこれで十分ですけどね。
マグネット式のUSB機器充電ケーブル
今までとは少し違う感じになりますがマグネットでくっつくタイプの充電ケーブルになります。こういうものは充電の効率が悪いためあまり使いたくないのですが、家族がケーブル接続などを行うとかなりの確率でケーブルの劣化をするという問題があり、それを解決する手段として購入しました。特にお年寄りではスマートフォンの充電時にケーブルの接続をするのに力をいれるのがどうしても大変という話もあり、それならばと思い購入しています。
感想としては家族の評価はすこぶる良かったですね。ケーブルを引っ張っているのは直してはくれませんが、こちらのケーブルでは問題はでていません。良かった点はケーブル側にLEDがついているので暗いところでもコネクタを探せるという点でしょうか。また、長さが違う6本セットなので、1セット買っておくと当分買う必要はないと思います。
コネクタ類(Type-C、マイクロ、Lightning
)も多く付属しているので足りないということはあまりないと思います。
Fire HD 10 Plus
今年購入して一番使っているものかもしれません。2013年から使用してきたNexus7
がいよいよ使い物にならない感じになってきたこともあり、買い替えをしたものになります。Amazon
のセールでかなり割引がされていたので、無印ではなくPlusにして購入しました。
以前は7インチ、今回は10インチなので正直サイズが大きすぎてどうかなと思っていましたが、慣れですね。ただ、家の外に持ち運ぶ気にはなれませんが。
Kindle
や動画サイト、SNS
などに使用していますが、やはりGoogle Play
からアプリがダウンロードできないのはかなり問題ですね。Slikブラウザ
もかなり微妙ですし。仕方ないので、自分は自己責任でいろいろやっています。この対応で不満はほぼ解決しました。
2年前に購入したiPad mini
との性能差でいえば、iPad mini
に軍配は上がるのですが、スマートフォンもAndroid
という状況なので正直どちらを使うかといえばFire HD 10
側になると思います。最近では、PCはのサブモニタ化、RaspberryPi
のモニタ化などもやっていて、利用度は更に上がっています。
Fire HD 10
はキーボードカバーに対応していますが、正直なところキーボードは買わなくて正解なのかもという感想です。
少し問題かなと思うのはスピーカー位置と充電コネクタのいちでしょうか。縦向き横向きのどちらの利用シーンが多いかでこのあたりは変わってくるのかなと思いますが、1世代前のように縦向きをデフォルトにしてくれたほうが嬉しかったかも?動画視聴がメインかなと思うので、戻るような変化はしないと思いますが。
あとやっぱり10インチは大きいので、持ち運ぶなら8インチあたりの購入をオススメしたいです。
Anker PowerPort Atom III 63W Slim
Anker
の商品の購入率が今年も高かったかも~と思うほどに購入しています。自分の持っていく機器もPD対応機器
が増えてきたこともあり、40W対応ではちょっと物足りないなあという状況になってきたので65Wのこちらのものを購入しました。
最近では65W対応でもコンパクトなものも増えてきていますが、大きさよりも薄さを重視していきたいのですよね。カバンとかに入れて厚くなるとちょっといやなので、ポートが少し少なくても薄さを重視したいです。そんな場合にはこちらがオススメなのかも。
大量の機器を高速に充電することになれば、こちらを使用しています。最近は10ポートの充電がなくなりつつあり、6ポートあたりのラインナップが多くなってきているような印象です。自分も10ポートのものを使用していましたが、発熱で保護回路が動作して、電源を落とすというような動きが夏ごろに起きたので、10ポートであっても充電機器は5台までに抑えるように運用しています。
Anker
製品が家に溢れてきているなあ。
Anker PowerConf スピーカーフォン
こちらも仕事用に購入しましたが、ほぼ私用でつかっているため、すでに会社ではつかっていません。今年会社ではヤマハさんの名機YVC-330
スピーカーフォンがほとんどの場所で装備されたこともあり、個人の持ち込みというの不必要になってしまい、あーって言う状況でしたが、これはこれでかなり用途があり個人使用でもいい買い物をしたなあと思っています。
良いところは2点あって、Bluetooth
接続とUSB(Type-C)接続が可能な点。これでケーブル無しでの運用も可能になります。それに加えてバッテリー装備。ヤマハYVC-330のはBluetooth
接続もできるのですが、電源供給をするためにUSBケーブルや電源ケーブルを使う必要がある点で若干束縛を受けることが多いのですが、こちらは電源がまったくないところでも使えるのが便利。あと、購入するとケースも付属しているので、持ち運びのことも考えられている点も◯です。あと大きなアドバンテージは大きさがかなりコンパクトというところでしょうか。
バッテリーに関してはヤマハYVC-330
の設計思想の世代が古いから?仕方ないかなと思います。
音質や接続の容易性も非常にいいと思いますし、ちょっとやそっとのことでバッテリーは切れません。
小さな会議室などでは値段なども考慮するとベストかなと思っています。難点をあげるなら、機種の違いがわかりにくすぎる点でしょうか。機能の差はほとんどないと思いますが、型番の違うものが3種類ほどあるのでその点はもうすこしわかりやすくしてほしいなあとは思いました。
iSesamo【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房
分解修理するなら必須のものかもしれません。いわゆるヘラのようなものになります。
こちらはPCなどのメモリ増設やHDD交換で裏蓋などを開けるときにマイナスドライバを使って、ケースの爪を追ってしまった人も多いかと思いますが、これがあればかなり作業が楽になります。形状の異なるものもありますが、それでもいいと思いますが、これとギターピック(のようなもの)を併用すると成功率は段違いになるので購入をオススメします。
便利な工具があると、分解なども失敗せず短時間でできるのでできることなら購入して、苦労ではなく楽しい時間にしたいところです。
サブスクリプション編
Canva
PowerPoint
でスライドをつくっていたのですが、なんとなく新しいものを使ってみたいなあと思って契約しました。
PowerPoint
でつくると、ものすごくPowerPoint
らしさが残るのでもう少しオシャレにしたいなと思っていました。加えて、Microsoft Office
のインストールがされていないPCでの作業もしたいなあということも思っていました。
デザインバリバリの人間ではありませんが、テンプレートを参考にしつつテキストやレイアウトをずらすだけでもそこそこおしゃれに仕上がるのはいいですね。出力形式にもPowerPoint
があるので、最近は一旦Canva
で作成してから、PowerPoint
化して再編集するということにしています。来年はコミュニティ用の名刺を作ろうかなと思っています。
Screenpresso
以前から使用していたScreenpresso
(スクリーンプレッサー)ですが、有料版に切り替えました。自分のブログでの画像の編集はほぼこれで行っています。これなしでやれというのは現在のところほぼ不可能に近いです。
無料版でもほとんどの場合には大丈夫なのですが、管理フォルダ数の制限解除、画像の再編集機能、動画出力などあると便利な機能が多く、切り替えてからもかなり便利に使っています。2台まで有料ライセンスでつかえるのも地味に助かっています。
PCの画面キャプチャ、編集(カット、一部ぼかし、矢印や吹出しの追加)をする作業が多い人にはオススメ。作業の様子をキャプチャしたときに再編集が行えないと困るというのであれば有料版にしてもいいと思います。
ちなみに会社ではこういうツールが使えないので、操作説明の資料を作るのにクソみたいに時間かかってますけど、いい加減便利なツールを導入すればいいのになと思っています。
書籍編
人気ブロガー からあげ先生のとにかく楽しいAI自作教室
いつも見させていたただいているブロガーのからあげさんのAI関連の書籍です。一応一通りやったのですが、これをどうしていいのかまだわからず。AI系のお話は遠いなあと思っちゃいました。とはいえ、Kindle版
も書籍版も購入させていただきました。この手のものはKindle版
を購入して終わることが多いのですが、理解などをしながらとなると書籍のほうが有効であることが何となくわかってきました。ページをめくる時間を使うことで考え方が定着しやすいのかもしれません。逆に情報だけをいれるのであれば電子書籍のほうが自分には向いていると感じました。
内容はAI関連を網羅的にとりあげ、あと即実践できるようにGoogle Colaboratory
を使用しているので環境構築で死んでいる方にもオススメです。特に画像処理のその後は?みたいなコラムなども参考になりました。
更新などの激しいジャンルでもあるので内容の修正などもあります、ネット情報を見つつ書籍の内容を写経をするというのが勉強法のように感じました。(個人的な感想)
ゲーム編
ブレイブリーデフォルトII
今回の紹介の中では異色ですが、コンシューマーゲーム久々に購入しました。このゲームためにNintendo Switch
も購入しています。最近のゲームというとメトロイドヴァニア系
のものばかり購入していましたが、久々にJRPG
を購入しました。自分はDQ
、FF
のどストライク世代なので、JRPG
に関してはかなり思い入れがあります。未だにFF5
の攻略動画をみて喜んでいるような感じです。ただ、FF6
あたりからなんか自分のやりたいものも違うなあと思い始め(FF6
は名作だと思いますが)、モヤモヤしている感じでした。FF3
、FF5
あたりのシステムを使った新しいゲームはないものかと思っていたんですよね。(同人ではFF3.5
や改造版FF5
などがありましたがあれも秀逸でした)これまでも3DS
やスマートフォンでのリメイクなどがあり、今年はピクセルリマスター
も発表されFF
も1~5が発売されていますが、「リメイクでなくて新作がみたいのよ」と思っていました。
そんななかで見つけたのがブレイブリーデフォルトIIになります。FF3
、FF5
が好きな人はハマると思います。
あと音楽もRevo
さんなのでアニメの進撃の巨人の音楽が好きな人にもオススメです。
個人的に好きなジョブはシールドマスターです。
ブレイブリーデフォルトとブレイブリーセカンドも携帯ゲーム機でなければやりたいのだけどなあ。
UNDERTAIL
プログラミングスクールをやっているときに生徒の子どもたちから聞いたゲームですが、今更に購入。全然知らなかったけど、購入前はなんとなくPSで昔でていたmoon
のような印象がありました。
多くは語りませんがこれは名作だと思いますし、子どものうちにやっておきたいゲームだと思います。教えてくれた子どもたちにお礼をいいたい。
真・女神転生III Nocturne HD REMASTER
懐古厨なので購入。これでPS2の本体が故障しても遊べるのは嬉しい。あとHDになったのもいいですね。真・女神転生V
も購入したけどまだやっていない。
Castlevania Advance Collection
こちらも懐古厨なので購入。悪魔城ドラキュラ
シリーズのキャッスルヴァニア系
の作品が3つと悪魔城ドラキュラXX
が入ったお得セット。年末はこれに時間を費やしてしまいました。
楽しむ時間に対して、お得感のあるセットだと思うのでレトロなキャッスルヴァニア
がお好きであればオススメ。
おわりに
今年もたくさんのものを購入していましたが、昨年ほどの購入量はなかったかな?という印象です。
個人的な感想としては以下が頭一つ抜けていたかなと思います。
AfterShokz
の骨伝導イヤホンFire HD 10 Plus
Screenpresso
来年あたりはそろそろPCの買い替え時期なのですが、現状のままでもスピードなどで困っているというわけでもないので、じっくり検討したいところです。また来年度は新しいチャレンジも控えているので、それに役に立つようなものを中心に揃えていきたいなと思っています。