皆さん、ターミナルを開いたときに neofetch でシステム情報を表示するの、好きですよね?(私だけ?)あのアスキーアートと一緒にスペックが並ぶ画面、なんだかテンション上がります😊

ところが先日、最新のRaspberryPi OS環境で何気なく sudo apt install neofetch したところ…
えっ、ない…?🥲
調べてみると、長年愛されてきたNeofetchが公式リポジトリから削除されているようでした。開発元のリポジトリがアーカイブ(読み取り専用)化され、メンテナンスが終了したのが理由のようです。

というわけで今回は、Neofetchの代わりとなるモダンなツールFastfetchの導入手順や、その他の代替ツールについてまとめてみます。
⚠️ちなみに、RaspberryPi OSの最新版ではパッケージリストにはありませんが、Ubuntu24.04 LTSなど他のディストリビューションではまだ利用可能です。
Fastfetchとは?
現在、Neofetchの後継として最も推奨されているのがFastfetchです。
推奨されている理由はC言語で書かれているので爆速なことでしょう。Neofetchの表示待ち時間にイライラしていた方(いる?)には朗報ですね。カスタマイズ性も抜群で、表示項目を細かく調整できます。
インストール方法(Ubuntu・RaspberryPi OS)
いつもの apt で一発です。
$ sudo apt update $ sudo apt install fastfetch
インストールが終わったら、早速実行してみましょう。
$ fastfetch

どうですか?表示速度の違い、体感できましたか?でも表示がなんかちょっと違う様な…
⚠️Ubuntuの公式リポジトリにない場合は、以下のPPAを追加してからインストールしてください。
$ sudo add-apt-repository ppa:zhangsongcui3371/fastfetch $ sudo apt update $ sudo apt install fastfetch

Raspberry Pi OSでロゴを正しく表示するコツ
さて、ここからがラズパイユーザー向けのTipsです。
Raspberry Pi OS環境で fastfetch を実行すると、なぜか Debianのロゴ(あの渦巻き) が表示されます。
さっきの表示画面です。
「いやいや、俺のはラズパイなんだけど…」ってなりますよね。
これは設定ファイルで明示的にロゴを指定すれば解決できます。
手順
1. 設定ファイルを生成する
$ mkdir -p ~/.config/fastfetch $ fastfetch --gen-config

2. 設定ファイルを編集する
$ nano ~/.config/fastfetch/config.jsonc
3. "logo" セクションを追加する
ファイル内の "logo" セクションを以下のように作成します。
{ "$schema": "https://github.com/fastfetch-cli/fastfetch/raw/master/doc/json_schema.json", "logo": { "source": "raspberrypi", // ここで表示したいOS名やロゴ名を指定します "type": "builtin" }, "modules": [ "title", // ... (以下省略)
これで保存すれば、ちゃんとラズベリーのロゴが表示されるようになります🍓🤗

その他の有力な代替ツール
Fastfetch以外にも、用途や好みに合わせて選べるツールがあります。
| ツール名 | 特徴 | インストール (Ubuntu) |
|---|---|---|
| Hyfetch | Neofetchの直接のフォーク。プライドフラグ対応など色設定が豊富 | pip install hyfetch |
| CPUfetch | CPUの技術仕様(製造プロセス、キャッシュ等)に特化 | sudo apt install cpufetch |
| Screenfetch | Neofetchより古い老舗ツール。シンプルイズベスト派に | sudo apt install screenfetch |
cpufetchの実行の様子
WSLでの実行

RaspberryPiでの実行

👉️Wikipediaにも代替ツールの紹介があったりします。
おわりに
長年使ってきたツールが公式リポジトリから消えてしまうのは寂しいものですね🥲ただ、Fastfetchも高速で良いツールですね😊
特にRaspberry Pi 5などの最新環境では、しっかりメンテナンスされているツールを使うのが安心です。皆さんも自分好みのシステム情報表示ツールを見つけてみてください。