DragonBoard 410c(Debian)の定期的なリブート対策【多分自分だけ…】
以前からDragonBoard環境設定をしていて、DragonBoardに入れたDebianが5~10分程度でリブートするという現象が発生しました。長時間のソースビルドなどを行うと必ず失敗していて、ソースからのパッケージビルドなどは無理ゲーなのかと思ったのですがそれが原因でした。何も指定なくてもリブートがかかっています。
2017/05にリリースされた最新版【17.04】を使っていました。そこでダメ元で【16.09】にバージョンダウンしました。
17.04へのリンク builds.96boards.org
16.09へのリンク builds.96boards.org
すると…現象は改善し、どんなに時間が経ってもリブートすることはありませんでした。
うーん
とはいえ、ロケール、タイムゾーン、キーマップなどの設定関連がX上からできないので面倒といえば面倒。(debianの設定方法をあまり知らなかったので)
とりあえずは解決したわけですが
バージョンダウンして、一つ気がつくことがありました。
ボード上の青いLEDがバージョンダウンしてから消灯していることです。 この青色LEDはBluetoothのPowerLEDです。WiFiのLEDはその隣のアンバー色LEDです。
これを最新の17.04でも消灯すればもしかしたら現象が改善するのかなと願いを込めて行ってみました。Xのメニューから【Preferences】→【KDE System Settings】を選択します。
【System Settings】のウインドウが開くのでそのなかから【Bluetooth】を選択します。
【Adapters】にある【Powered】のチェックを外します。
画面はチェックを外します。
最後に【Apply】ボタンをクリックします。
ボード上のLEDが消えました!大成功です!
あまり長時間のテストをおこなっているわけではありませんが、一応、LEDは消えましたし、かなり安定した印象があります。数分でリブートするようなことはありませんでした。
しかし、・・・
リブートすると青色のLEDは復帰していました。なぜ?
いろいろとさまよった結果、起動時にbluetoothサービスが動作しているのではないか(当然なんですがw)と思ったので、サービスを止めてみました。ここに気がつくまで再インストール10回ほど、半日ほど費やしてしました。
$ sudo systemctl disable bluetooth.service
オッケービンゴ!
再起動しても、BluetoothのLEDは消灯したままでした。
おわりに
ネットの情報では自分のように頻繁に再起動する方はいないようでした。自分のための備忘録としておきます。 でもたまに落ちるみたいです。泣きたい。