ToolPythonForVSのインストール(Win7+VS2010Ex版)

Tool Python For VS(以下TPVS)というVisualStadio上でPythonの開発ができるツールのインストール手順。今回はVS2010ベースでインストールする手順をメモ。VS2012ベースでも問題ないそうです。

1)CPythonまたはIronPyhthonをインストール

CPythonならVersion3.3にも対応。 IronPythonは2.7までの対応のこと。 インストールドキュメントによると、どちらか一つのインストールに留めたほうが良いらしい。また、IDE環境からの使用だけであれば、環境変数のPATH追加は不要。(本格的に使うならPATHの設定をしたほうがいいけど、しなくても大丈夫なことは確認済)

ちなみにIronPythonは.NET環境のPython実装なのでWindowsのみをターゲットにするのであれば選択肢としてはいいのか。新規プロジェクト追加にもIronPythonのプロジェクトがある。

自分は最近始めたためバージョン3でこれまでもやっていたので、今回はCPython3.3をインストールして進めます。

パッケージの取得は Python.orgからゲット → python-3.3.0.msi

2)VS Integrated Shell 2010のインストール

VisualStadioにTPVSをインストールしたいところですが、問題がひとつ。 TPVSは無料のExpressEditionに対応していない。(商用のエディションには対応していますので商用の方はそのままTPVS1.5をインストールしてください。VS2010にもVS2012にも対応しています)

無料で使う方法としてVS Integrated Shellをインストールすることで対応可能。今回はVS2010を対象にしているのでVS Integrated Shell 2010をインストールしてください。

VS2012の場合には別のものをインストールすること。(スマヌ)

今回はWindows 7へのインストールであったため、VS2010用のVS Integrated Shellをインストールします。実はVS Express Editionをインストール必要はないのでPythonの開発だけならば、これだけで十分。

以下のプログラムをダウンロードしてインストール VSIntShell.exe

3)TPVSのインストール

VS Integrated Shellのインストールが終わると残るのはPTVS1.5VS2010をインストールをします。さっくり終了。

4)インストール後の動作

インストールが完了したらVS2010統合シェルを起動する。 起動後にまずツールのオプションにPythonToolの項目があることを確認してください。また、その設定の中にPythonのPathとバージョンが表示されているのでそれを確認する。

PTVSをインストールすると対応しているPythonに関しては設定は自動でおこなわれますし、PTVSをインストールしてからでもPythonをインストールしても設定は自動で行われるようです。

新しいプロジェクトを開くとPythonのプロジェクトが出てくるので 作成を選択すると"HelloWorld"のprint文のあるものが自動生成されます。あとはこれを使って開発を行うだけです。

F5キーを押せば自動で実行もできますし、ブレイクポイントを指定すればデバックもできます。コードスニペットもあるので比較的楽になるのかもしれません。

Tool Python For VS2010の実行状況

以上

/* -----codeの行番号----- */