Alpine Linuxのapkで旧バージョンパッケージをインストール

DockerWindowsWSLなど使っていると軽量なLinuxを使いたくなります。その代表格となるのはやはりAlpine Linuxではないでしょうか。ただ個人的にはパッケージマネージャーであるapkに慣れていないため使い方が分からなくなります。

今回は以前書いたエントリーでScratchの独自ブロックの開発環境を作成する際にNode.jsのバージョンが最新のLTSであるバージョン18系では動作できず、1つ前のLTSバージョンである16系でしか動かないという現象があり、その設定の時に迷ってしまった特定のバージョンのアプリのインストールについてメモをしておきます。システムによっては固定したバージョン以外では動かないものもありますし、軽量なLinux環境にGitやビルドツールを入れるのが面倒だったり、イメージの肥大化を避けたいこともあるかと思いますのでそんなときに使えるかなと思います。

【参考(Node.jsのバージョンを下げる必要があった例)】

uepon.hatenadiary.com

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Scratchでオリジナルのブロックを開発する(1)

前回のエントリではscratch-guiというリポジトリを使用してScrach3Windows11Node.jsの環境で動作させてみるという試みでした。

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最終的にはScrath3のオリジナルブロックを作成するというのが目的なのですが、そのままではまだオリジナルブロックを作成することはできません。実際にはscratch-guiscratch-vmというリポジトリを組み合わせることが必要になります。

以降では、オリジナルブロックのことをExtensionと呼ぶことにします。

まだ、理解がそこまでできていないので今回はその前段として他の方が作られ、公開されているリポジトリ環境を使用してExtensionを作るための理解を深めようと思います。 内容を理解しながらとなるので、間違っている場合には参考元をご確認いただければと思います。

【今回参考にした内容】 blog.champierre.com

【さらに大本の参考にした内容(こちらは次回以降で参照)】 qiita.com

拡張機能テストができるScratch開発環境

参考元の情報をみると、

Scratch のフォーラムを見ていたら、3.0の拡張機能にあたるExtensionのスクリプトを簡単に試せるバージョンが公開されていたので、3.0の Extension を試してみました。

【フォーラムの内容】

scratch.mit.edu

こちらはオリジナルで開発環境を公開されている形になるので、こちらで理解を深めていきます。(sheeptesterさん公開ありがとうございます) このようオリジナルのScratch開発環境も、自分で環境を整備した後に公開までできるようになるようです(これは楽しみです)

では、以下のリンクへアクセスしてみます。

sheeptester.github.io

すると少し画面上部が異なるScratchの画面が表示されます。

画面上部を拡大するとロゴが違っていますね!

こちらを使用していきます。

なお、この情報はScratch3.0のアンオフィシャルな情報なので、試す場合は自己責任でお願いします。

あとで使用するので画面を最小化しておきましょう。 これでScratch側の準備はできました。

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Scratchをローカルで動作させる

Scratchは基本的にはWeb経由やWindowsストアにあるローカルアプリを使用することで使用するのが一般的です。

アプリ版Scratch

ですが、カスタムのブロックなどを開発したいというときには、この使用用途ではこのような環境を使用するのは難しいかと思います。 そこで、今回はGitHubに公開されているソースコードからScratchを起動させる事ができます。ということでまず今回はGitHubに公開されたscratch-guiを使用して ローカル環境にScratchを起動させてみようと思います。

とはいえ、現在使用しているPCでやるのは色々な開発環境もあるため素の状態から始めたほうがいいかなと思います。

ということで今回は以前紹介したWindows Sandboxを使用して素の状態から開始をしてみようと思います。

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Windows11でワイヤレスディスプレイの接続機能を有効にする

以前、Windows10を2台使用して1台をワイヤレス接続でリモートディスプレイにしていました。

とても便利な機能だったのですが、Windows11でも同じことをしようと思ったのですが、接続を待機するアプリがクリーンインストールしたWindows11では存在していないようでした。もしや機能がなくなったのかと思ったのですが、実は現在のWindows10のアップデートでは標準の機能ではなくなり、オプション機能扱いになってしまったようです。そして、このオプション機能扱いはWindows11でも同様になっているようです。そのため、デフォルト状態のWindows11には接続アプリとそれに付随するアプリも存在していません。

そこで、今回はオプション機能となっている同機能のワイヤレスディスプレイアプリを設定アプリから有効化、インストールしてみます。

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iPhone、iPadの画面をWindowsデスクトップ上に表示する

前回のエントリでAndroidの画面をWindowsのデスクトップに表示させるという内容でやっていましたが、その後いろいろ教えていただいた情報でiPhoneiPadに関してもチャレンジしてみます💪

iOS系とMacOSとの連携に関してはデフォルトの機能でなんとかなってしまうので苦労は全くないと思いますが、Windowsになると途端にハードル上がるというのはツライです😥

そういう意味ではAndroidscrcpyは秀逸な出来だと思います。

【参考】

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今回は調査内容も含めて3つのアプリを使ってみました。いちいち読むのも面倒かもしれないので、自分の評価も書いちゃいます。

  • DouWan(個人評価:😫)
  • LonelyScreen(個人評価:😀)
  • LetsView(個人評価:🥰)

実は自分はビジネス系でiPadWindowsデスクトップに表示する必要があるので有料アプリも使用しています。アプリはApowerMirrorです。割と安定しているのですが、たまに上手くつながらない点や有線接続の認識がおかしい(Windowsとの相性か?)点があるので、できればいいものがあればなあと感じています。

www.apowersoft.jp

【参考エントリ】

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なぜ?有線?と思われるかもしれませんが、Apple製品は画面を別デバイスに飛ばすときにAirPlayを使用することが多いのですが、その時にローカルLAN接続を求めるものがあります。その状況ではiPadなどからインターネット接続が切り離されてしまうため、使えない機能が発生するため有線接続をしているという理由になります。インターネット接続が可能なLANの下での使用が可能であれば有線接続でなくても問題ないとは思います。

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