いろいろと仮想化関連を触ってはいるのですが、ライセンス関連で仮想化上のWindowsには触る機会はありませんでした。
自分のようにまっさらな状態から環境構築しながら、テストをしていくような内容のエントリーを書いていると、アプリによっては一度インストールや環境構築を行うと表示内容が変わってしまう状況はかなり痛いなと感じています。そのため、Windows環境のものはその影響が強く、テストしてからの画面キャプチャを行うというよりは、初回のテストを行いながらキャプチャを行っていくため、順序がめちゃくちゃになりがちという悩みがありました。
たまたま知ったのですが、WindowsProのライセンスではWindowsSandbox
の機能があり、起動しているWindowsとは別で仮想上のWndows(以降サンドボックス)を立ち上げることができるようです。また、このサンドボックスは終了すると初期状態に戻ってしまうため、テストが失敗したらそのまま終了することで、母艦環境を変化させることがないという安心感を得ることができます。
今回はそのサンドボックス機能を有効化し、使ってみようという内容になります。自分にとっては結構うれしい機能です。
WindowsSandbox
の機能の有効化
デフォルトではこの機能はONになっていないため、有効化の設定を行う必要があります。
まずはWindowsPro上で【コントロールパネル】を開き、【プログラム】をクリックします。
【プログラム】をクリックすると以下のような画面になります。続いて【プログラムと機能】の中にある【Windowsの機能の有効化または無効化】をクリックします。
【Windowsの機能の有効化または無効化】のダイアログが開くので、チェックボックスのリストをスクロールさせて
【Windowsサンドボックス】のチェックを入れ、ダイアログの【OK】ボタンをクリックします。
インストール処理が行われて
再起動を促すダイアログ表示となるので、【今すぐ再起動】ボタンのクリックを行います。
これで、サンドボックス機能が有効化されます。
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