Arduino IDE 2.0がリリースされたので手持ちのSeeeduinoで使用できるか確かめてみた!

Arduino IDEのバージョン2.0がいよいよリリースされました。Arduinoの使い始め(もう何年前だろう…🙄)は設定しなくてもインストールするだけで開発が始められるとよさもあって素晴らしい!と思っていた環境も、細かいリリースもありながら大きく見た目を変えることなく継続していました。そんな中のメジャーバージョンの上げての更新となったわけです。ここで、純正(?)のArduino Unoをテストしても情報としては面白くないので、今回は自分の持っているSeeeduinoではちゃんと使えるのかなというのを確認していこうと思います。(内容としてはLチカですけどね💦)

このエントリはSeeed UGアドベントカレンダー2022の12月1日の記事となります。

今回使用する環境

今回はWindowsMacといったメジャーどころを使用せず、最新のリリースされたUbuntu 22.10クリーンインストールをした環境を使用し、更にいつも通りaptdebを使用してインストールするのもいいのですが、折角なので別のパッケージシステムであるFlatpakを使用してみることにしました。

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Node-REDからAWS IoT Coreを使用する(後編)

前回はAWS IoT Coreの設定までを行いました。

uepon.hatenadiary.com

今回はその続きになります。

手順のおさらい

作業の手順をおさらいします。

  1. AWS IoT Coreの準備
  2. RaspberryPiへ必要なファイル(証明書情報など)をコピー
  3. RaspberryPiNode-REDの準備
  4. AWS IoT Coreを使用するためのNode-REDの拡張ノードの導入
  5. 拡張ノードからAWS IoT Coreを動作させる(送信・受信)

前編では 1.と 2. を行ってきましたので、この後編で 3. 以降を取り扱います。割りと作業が少ないのでサクッと終わるかもしれません。

RaspberryPiのNode-REDの準備

特にRaspberryPiを使用しなくてもいいのかなと思いますが、せっかくならIoTデバイスを!ということで使用しています。

以下のコマンドでインストール(バージョンアップを兼ねることができます)していきます。

$ bash <(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/node-red/linux-installers/master/deb/update-nodejs-and-nodered)

Node-REDも気がつけばバージョン3系になっているんですねえ。少し使ってないとかなりバージョンが変わってしまうので少なくともメジャーバージョンがアップしたら触って見るようにしないと。

インストールが終わったらNode-REDを起動します。起動の仕方もいろいろありますが、自分はCLIで直接実行します。

$ node-red

無事に起動しました。

あとは、ブラウザからRaspberryPiと1880ポートを使用してアクセスします。mDNSで名前の解決ができるなら以下のURLでアクセスすればOKです。

http://raspberrypi.local:1880

すると、フローエディタが起動します。

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Node-REDからAWS IoT Coreを使用する(前編)

すでに8月にやったことなのですが、9月頭から結構怒涛のスケジュールだったこともあり、なかなか書くことができませんでしたがようやく時間ができたので…

JAWS-UGへの参加

8月末に行われたJAWS-UG Nagoya。自分はJAWS-UG関連の勉強会などは参加していますが、基本的には雰囲気でEC2S3を使用しているレベルなので、聞いていても「ふむふむよくわからん」ということが多々あり、まだまだ初学者のレベル。

そんなときに以下のようなイベントがあったので、せっかくだし(JAWS-UGでは)LT未経験なのでやってみようと思いました。

jawsug-nagoya.doorkeeper.jp

speakerdeck.com

今回はこのLTでやってみたことの詳細を記載していこうと思います。調べてからすでに一ヶ月が立っているのでWEBのUIがすでに変わっているかもしれませんが、あしからず。

このネタを選んだのはそろそろAWS系のIoTネタも知りたくなったから。今回はRaspberryPi上のNode-REDからAWS IoT CoreMQTTの送受信を行うというものです。うまくいくでしょうか。

ちなみに、この内容はやっている間に以下の記事を見つけたので、それに近い感じになっているのですが、一部UIの設定項目などが変化があります。そのあたりを見てもらえればいいのかもしれません。

dev.classmethod.jp

今回の作業の手順

今回の作業の手順は以下のようになります。

  1. AWS IoT Coreの準備
  2. RaspberryPiへ必要なファイル(証明書情報など)をコピー
  3. RaspberryPiNode-REDの準備
  4. AWS IoT Coreを使用するためのNode-REDの拡張ノードの導入
  5. 拡張ノードからAWS IoT Coreを動作させる(送信・受信)

今回は作業が結構多くなりますが、 1. の手順がほぼほとんどです。そのため前編では 1.と 2. を取り扱い、続く後編で 3. 以降を取り扱うことにします。

AWS IoT Coreを使用する準備

AWS IoT Coreを使用する準備は以下の手順で行っていきます。

  1. ポリシーを作成
  2. モノを作成
  3. 証明書を作成
  4. エンドポイントを取得
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micro:bitのワークショップで発生した不具合対応

今年の夏休みもmicro:bitのワークショップを開催していました。今年はmicro:bitのV2が手に入っていることもあって、こちらを採用していました。 V2は性能もアップしていて、書き込みやボタンの反応も高速化しています。自分たちはiPadをしようしていますが、高速化の恩恵も得られていますし、 スピーカー、マイクなども使用できるので、これまで使っていた音声の内容がワニ口クリップを使用することがなくなり、準備も容易になりました。

トラブル発生

ワークショップを行っているとLED部がという表記になってしまい(具体的には写真のような状況)Bluetoothのペアリングがうまくいかないものが複数出てきました。ネットで検索してもにたような報告はなかったので、このワークショップでは予備品を使って対応していました。特にiPad経由でワークショップをしているところも少ないからなのかもしれません。

対応策

iPadからのプログラムのダウンロードができなかったので、PCに接続すると問題なくストレージとしては認識されました。ということで、初期状態のプログラムをダウンロードしてコピーすることで復活しました。

microbit.org

ページ内の【Download the out of box .hex file】をクリックするとダウンロードができます。

このhexファイルは動作を開始するとけたたましい音がなるので、注意が必要なのですが、今回ばかりは福音に聞こえました😅

おわりに

さすがにBluetoothのペアリングが受け付けてくれないときには結構危ない事象かとあせっていまいました。10台中3台がそうなるとやばすぎる。 USB接続で正常なプログラムを書き込んでやることでうまくいってくれましたが、ワークショップではどのような操作をするかがわからないので 毎年びくびくしてしまいます。

Macで【テキストのみ(書式なし)ペースト】のショートカット作成

最近はWebページからコピー&ペーストを行うとスタイルやフォントを含めてコピーするものが増えています。WindowsであってもMacであっても同じように動作するアプリは多くなっていて、例えば、このような動きは付箋ツールWordPowerPointなどでも行われます。ですが、正直この機能、テキストメインで使用する場合には非常に面倒な機能だと思っています。

ただ、これには解決策もあり、Windowsであれば【Ctrl】+【Shift】+【V】のショートカットや右クリックメニューからテキストのみのペーストができるようになっています。

Macも同様にアプリによって【Shift】+【Command】 + 【V】で同じことができるようになるのですが、問題は一部のアプリという点です。できれば一般的なアプリでもこの機能を使いたいと思いました。例えば、macOSのデフォルトで入っている付箋アプリであるスティッキーズではこのショートカットは使えません。

ということで、このショートカットの設定をメモってみました。

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/* -----codeの行番号----- */