【Node-RED】スケジューリング機能(タイマー的、cron的な)を持つ拡張ノードを使ってみる

これはNode-RED Advent Calendar 2020の17日目のエントリーとなります。

毎年この頃になるとアドベントカレンダーのことを意識しながらエントリーを書いているのですが、 今年は仕事のほうが忙しく、ネタ探しがうまくいっていませんでした。

とはいえ、申し込んだときには色々少しは余裕があるかなと思っていたのですが、なかなかうまく行かず。

そこで今年は少し興味が湧いたNode-REDで使用できるスケジューラー(タイマー)機能のノードを調べてみることにしました。Node-REDで インターバルタイマーを使うことはあっても、schedulerのようなノードを使うことはあまりありませんでした。センサーでの計測を行うときには 計測するタイミングは定時的なスケジュールで動かすこともあるので、今回はそんなスケジュールで動作するいくつかのノードの使い方を調べてみようと思います。

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GroveモジュールTF Mini LiDARを使用してみる

こちらはSeeed UG Advent Calendar 2020の8日目のエントリーとなります。

qiita.com

今年はどんなネタにしようかなと悩んでいたのですが、たまたま購入していたGroveモジュールが日本ではあまり使われている様子だったので 使用してエントリー化したいと思います。本家のWikiページも英語ではありますが、わかりやすく書かれているのでそれほど難しくないです。

TF Mini LiDARは赤外線レーザーの照射を行って、その反射した光を計測し、時間差および位相差を算出して距離を測定するものになります。超音波距離センサモジュール(Ultrasonic Ranger)という超音波式の距離センサーがありますが、それの赤外線版がこちらのモジュールになります。

両方とも距離を計測するものにはなるのですが、TF Mini LiDARはSerialデバイスUltrasonic RangerはPWMデバイスとなっています。 あと、動作電圧は5Vになっているので注意したほうが良さそうです。Ultrasonic Rangerは3.3Vでも5Vでも動作するようです。

購入ページ

www.seeedstudio.com

www.switch-science.com

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micro:bitをiPadに有線で接続できるか試してみた

Facebookのコミュニティをみていて、iPadにUSBの有線接続してmicro:bitの接続・ダウンロードができるかっていう話題があったので試してみました。 もしかしたら別の方法もあるのかもしれないので、こんなやり方じゃないよという方がいたらコメントいただけると助かります。

ちなみに今回使用しているiPadはminiの第5世代、micro:bitは初代となります。

接続に使用する機器

有線接続を行うことはできないので、USBのOTG変換のコネクタを準備してみます。住んでいるところではなかなか売っていないので、秋葉原あきばお~で売っていた変換コネクタを準備します。(以前購入していたので実験しています)

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Amazonでも同じような変換コネクタ(OTG)は売っていますが、レビューを見ると熱で溶けるとか結構やばいものが多いみたいです。レビューを確認して品質が安定したものを選んだほうが良さそうです。USBメモリが使えるとか書いてあれば問題ないと思います。

そのまま、変換コネクタを接続してUSBメモリを接続するとちゃんと認識してファイルの読み込みも問題ありません。micro:bitはPCなどに接続するとストレージとして見えるので、これなら使用できる可能性は高いのかな?

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USBメモリのフォルダも中に入っている動画も再生で来ています。

では、USBケーブル(タイプA-マイクロBコネクタのケーブル)でiPadmicro:bitを接続してみます。裏面のアクセスランプは点灯しています。自分はmicro:bitをアクリルケースに入れているので、少し見た目が違いますが点灯している状態はわかるかなと思います。

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ではmicro:bitが同じようにストレージとして見えているか確かめてみると、問題なくUSBメモリと同じようにストレージとして見えています。

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micro:bitの中のファイルもちゃんと見えています。

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この領域に書き込む事ができれば、かなり期待できそうです。

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iPadからmicro:bitのBluetoothペアリングができなくなったときの対処方法

2021年の夏休みのmicro:bit夏期講習でもトラブルがあったので、その件も後半に追記します。

来月から1か月ほど、子ども向けのmicro:bitのワークショップを開催することになりました。プログラミングに使用するのはPCではなく、iPadなので、ちょっとだけ電波状態や都度手間がかかる点が不安要素ではあります。USB接続のほうが圧倒的に楽なのはわかっていますが、手持ちの端末はiPadだけなので仕方ありません。iPadのアプリでもPCと遜色なくプログラムは作れると思います。Bluetoothによるペアリング設定とダウンロード時に毎回Aボタン+Bボタン+resetボタンを押す必要があるのだけが少し面倒かもしれませんけど。

ペアリング作業は以下の動画の通りになります。(この動画はBluetoothのペアリング動画なんですが、USB給電をしているのでぱっと見では微妙に感じます)


Pairing and Flashing in iOS

そんな中で、ワークショップの生徒募集を行う際のデモ用のプログラムを作る必要が出てきました。いつも通り、事前設定としてBluetoothのペアリングを行います。よくやりなれた作業ではあるのですが、はまりました。何度やっても、ペアリングまで進んでいってくれません。デバイスが見つからないといった状況です。

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今回はそんなときのリカバリー方法をメモっておこうと思います。多分大量にmicro:bitを持っていて、ワークショップをするような人しか使わなさそうだけど。

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簡単なQRコードリダイレクターを作ってみた

2次元コード(以下QRコード)をリダイレクトしたい

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チラシや告知などでQRコードを画像として貼り付けたいと思うことはよくあります。ただ、たまにQRコードで指定されるURLが間違っていることがたまにでてきます。そんなとき紙面の場合には、修正ができないことが多くて非常に苦い思いをしてしまいます。加えて、長期間表示しているQRコードのリンク先の情報が古くなったので、リンク先を変更したいなどの要望が出ることもあります。(例えばマニュアルに印刷したりするとき)こういう場合にもなかなか修正できないという悩みがあります。

そこで、QRコードのリンク先をリダイレクトしてくれる中間サーバがあればよいのですが、そんな都合のよいサーバがクソ営業セクションでは生成・運用ができません。コストもかけられないのが現状です。

そこで、なにかいい手がないかと思いつくってみたのが今回の簡単QRコードリダイレクターになります。基本先ほど言ったようにQRコードで指定されるURLをリダイレクトするものになるので技術的には大したことはないのですが、作り方を知っているとわりと便利です。備忘のためにメモしておきます。

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/* -----codeの行番号----- */