(朗報)これまでWindows10 Homeでは動作できなかったDocker DesktopをWSL2機能で動作させる

いろいろとRaspberryPiを触っていて、たまたまカーネルコンパイルを行うためのクロスコンパイル環境をUbuntuで作成しようと思ったのですが、 Windows10 HomeエディションではDocker Desktopが使用できないといった制限がありました。そのため、環境構築にはVirtual Boxなどが必要になり、 かつインストール後にOSインストールも必要になるので、ちょっと面倒だなと思っていました。

最近、使用できるようになったWSL2(Windows Subsystem for Linux Version 2)を使えばHomeエディションでもDocker Desktopが使えるようになったようです。

※仮想化機能が使えないPCではWindows Homeエディションでも使用できないので注意です。BIOSやタスクマネージャーなどで確認しましょう。

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今回の設定でDockerの設定を行い、これをベースにクロスコンパイル環境を作ってみようと思います。

以下を参照させていただきましたありがとうございました。

docs.microsoft.com

dorasu-tech.dorasu.com

qiita.com

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【RaspberryPi】PX-S1UDを使用する

家の掃除をしていたら以下のデバイスが見つかりました。以前、使えるかなと思って購入したのですが、あまり結局のところ必要性がなかったので放置していました。 使用していないRaspberryPi 3Bがあるので、改めて設定を試してみることにしました。

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PLEX USB接続ドングル型地上デジタルTVチューナー PX-S1UD V2.0(以下チューナーユニット)

www.plex-net.co.jp

SCM ICカードリーダー/ライター B-CAS住基カード対応 SCR3310(以下カードリーダー)

www.ntt.com

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Windows10のプロジェクションの設定機能を使って、もう一台のPCをサブディスプレイ化

在宅勤務をするために会社のPCを家に持ってきて作業をしているのですが画面が狭い! 携帯性を重視したPCということで採用されたようなので、HDMIコネクタがなくその代わりにUSB Type-Cコネクタ変換するという思想らしい。

自宅には、HDMI-USB Type-C変換のケーブルはもっていないので、画面の拡張もうまくいきません。Android端末をサブディスプレイ化するアプリをインストールするということもポリシー上できない状況なので、どうしようもない状況。

それでもなんとかできないかと思っていたら、Windows10のPCを二台使用することで一台をサブディスプレイ化することが標準機能で可能になっていました。二台のPCを使用するので電気代はかかってしまいますが、サブディスプレイで資料表示を行って効率を上げるといったことも可能になります。

そんな設定を行う場合に古い設定の情報もあり設定にこまる事があったので情報をしてメモしておきます。

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【RaspberryPi】ddコマンドより高速!更にCLI上でSDカードのバックアップを簡単に行う

USBメモリからのブートを試しているときに、X環境のSD Card Copierを使用していましたが、流石にそのためだけにX環境にするものちょっとどうだろと思っていました。コンソールから使えるといいのにな~と。それならddコマンドをつかえばいいじゃんというのが一般論なのですが、以前一度コマンドの使い方を間違えてしまって、メモリを破壊してしまったことがありそれ以降ddコマンド恐怖症になってしまいました。

そこで色々検索していると、以下のエントリに良さそうな情報が!

qiita.com

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rpi-cloneというアプリケーションがあってRaspberryPiのSDカードのイメージを指定したブロックデバイスにコピーしてくれるというものです。GitHubのページは以下になります。使い方も簡単なので便利そう。

github.com

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【RaspberryPi 4B】SDカードレスでUSB起動する

今回のエントリは、正式リリースが行われるまでの時間限定的な情報になります。

前回のエントリでは、RaspberryPi 4Bの/rootパーティションのUSBへの配置を行いました。ただ、SDカードメモリは挿しっぱなしになるのであまりスマートとは言えませんでした。

参考

uepon.hatenadiary.com

実はベータ版の機能ではありますが、SDカードレスのUSB起動ができるようです。ということで今回はそのベータ版の起動を行ってみたいと思います。 ※(注意)ベータ版の機能になりますので機器の故障などの可能性もありますのでおすすめしません。もし行う場合には自己責任でお願いします。そろそろ正式されるとの噂なので正式リリースを待ったほうがいいと思います。

また、単にRaspberry Pi OSでUSB起動するのはちょっと物足りないのでOSのほうもRaspberry Pi OSの64bitイメージでインストールを行っていきたいと思います。 確認は完全にはしていませんが、最新版のRaspberry Pi OS(32bit)でも同様に行うことはできそうです。(後述するEEPROMのファイルは存在しています)

Raspberry Pi OS (64 bit) beta test versionはこちらからダウンロードできます。

www.raspberrypi.org

64bitベータ版なのでライブラリなどのパスなどかなり変わっていることもあるので、うまく行かなくても仕方ないかなと思います。実際にパッケージインストールで対応していないものもありました。

ではインストールを行ってみます。

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/* -----codeの行番号----- */